群馬総社駅

群馬総社駅（ぐんまそうじゃえき）は、群馬県前橋市総社町植野に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）上越線の駅です。渋川駅から乗り入れる吾妻線の列車も利用できます。

歴史

1921年（大正10年）7月1日：鉄道省の駅として開業。
1963年（昭和38年）7月26日：駅構内に跨線橋を設置。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
2004年（平成16年）10月16日：ICカードSuicaの利用が可能となる。
2022年（令和4年）11月30日：みどりの窓口の営業を終了。

駅構造

単式ホーム2面2線を有する地上駅です。以前は単式・島式混合2面3線でしたが、中線は撤去されました。1番線ホームに古い木造駅舎があります。2番線に相当する場所は線路が撤去されているため欠番となっています。両ホームは跨線橋で連絡しています。将来的に東西自由通路が建設され、西口が開設される予定です。

新前橋駅が管理する業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスが受託しています。駅には自動券売機と簡易Suica改札機が設置されています。

のりば


1 ■上越線 上り 高崎・大宮・上野方面
2
3 ■上越線 下り 渋川・水上方面
■吾妻線（高崎駅 - 渋川駅間上越線） 大前方面


(出典: JR東日本駅構内図)

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は1,635人です。2000年度（平成12年度）以降の乗車人員は以下の通り推移しています。

駅周辺

駅周辺は古代上野国の中心地でした。上野国分寺跡が近くにあります。

総社二子山古墳
宝塔山古墳
蛇穴山古墳
敷島公園
前橋総社北郵便局
総社郵便局
前橋市役所総社出張所
利根川
日新電機前橋製作所
新進総社工場
NSKステアリングシステムズ
ドン・キホーテ 吉岡店

バス路線

群馬総社駅停留所から、日本中央バスが運行する路線バスが発着しています。

前橋吉岡線：上野田四つ角方面

その他

駅名は、前橋市元総社町にある上野総社神社（こうずけそうじゃじんじゃ）に由来します。ただし、開業時には既に岡山県に総社駅が存在していたため、旧国鉄およびJR東日本では、群馬県外の駅名との重複を避けるため、旧国名の「上野」ではなく現在の県名である「群馬」を冠しました。上野総社神社へは、当駅よりも隣の新前橋駅の方が近いです。

群馬県立運動・緑地公園である敷島公園に最も近い駅であり、ザスパクサツ群馬がJ2リーグに参加した際にはシャトルバスが運行されていましたが、後に廃止されました。

専用線

かつては当駅から日新電機前橋製作所まで専用線が分岐していました。1970年代に廃止されましたが、現在でも二子山踏切付近に線路跡を見ることができます。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■上越線・■吾妻線（吾妻線は高崎駅 - 渋川駅間上越線）

新前橋駅 - 群馬総社駅 - 八木原駅

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