船橋町

船橋町（ふなばしまち）とは

船橋町は、かつて千葉県東葛飾郡に存在した町で、現在の船橋市南部にあたります。1889年（明治22年）に海神村、九日市村、五日市村が合併して成立しました。その後、1937年（昭和12年）に葛飾町、八栄村、法典村、塚田村と合併し、船橋市が発足したことで、その歴史に幕を閉じました。船橋町は、千葉県内でも人口が比較的集中していた地域であり、江戸時代には宿場町や物資の集積地として栄え、銚子に次ぐほどの繁栄を見せていたと言われています。町名の由来については、船橋市の項目を参照してください。

行政

船橋町の歴代町長は以下の通りです。

初代 在原震平 （明治22年6月～明治30年9月）
第2代 石井清太郎（明治30年10月～明治36年4月）
第3代 川奈部慶之助（明治33年5月～明治34年5月）
第4代 金子宇右衛門（明治34年5月～明治38年5月）
第5代 深津方矩 （明治42年8月～大正2年9月）
第6代 松本教蔵 （大正3年3月～大正15年7月）
第7代 森岡正元 （大正5年3月～大正7年3月）
第8代 清古占治 （大正7年6月～大正7年11月）
第9代 松本芳蔵 （大正7年11月～大正11年11月）
第10代 大野三郎（大正11年12月～昭和3年2月）
第11代 片野延雄（昭和3年3月～昭和4年4月）
第12代 宇賀山金次郎（昭和4年5月～昭和8年5月）
第13代 後藤秀四労（昭和8年8月～昭和9年1月）
第14代 鈴木秀吉（昭和9年4月～昭和10年6月）
第15代 斎藤林平 （昭和11年5月～昭和12年3月）

交通

船橋町には、以下の鉄道路線が通っていました。

総武鉄道（後の総武本線）: 1894年に開通し、1909年に国有化されました。現在の船橋駅が利用されていました。
京成電鉄: 1916年に船橋駅まで開通しました。その後、1919年に海神駅、1921年に大神宮下駅が開設され、1927年には谷津支線が開通し花輪駅（現在の船橋競馬場駅）が設置されました。

京成本線：京成[[船橋駅]] - 大神宮下駅 - 船橋花輪駅
京成谷津支線：京成花輪駅（1927年開通、1931年営業休止、1934年廃止）

中心となる駅

船橋駅

主な街道

千葉街道（上総道）
東金街道（御成街道）
行徳街道（行徳道）

町内の主な施設・機関

宗教施設

神社:
船橋大神宮
厳島神社
寺院:
東明寺

教育施設

船橋小学校

関連文献

船橋町誌 - Google ブックス（千葉県東葛飾郡船橋町、1937年）

関連項目

* 千葉県の廃止市町村一覧

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