茨城県道・千葉県道・埼玉県道26号境杉戸線

茨城県道・千葉県道・埼玉県道26号境杉戸線

茨城県道・千葉県道・埼玉県道26号境杉戸線は、茨城県猿島郡境町を起点とし、埼玉県北葛飾郡杉戸町に至る主要地方道です。この路線は、茨城県、千葉県、埼玉県の3県にまたがり、それぞれの地域を結ぶ重要な役割を担っています。

概要

この道路は、茨城県の境町から利根川を渡り、千葉県野田市を経由して、埼玉県杉戸町へと至ります。茨城県内では全区間が茨城県道17号結城野田線との重複区間となっており、千葉県に入ると単独区間となります。短距離ながらも利根川（境大橋）と江戸川（関宿橋）を渡るのが特徴です。一部、脇道に逸れる区間もありますが、朝日自動車のバス路線も運行しており、地域住民の足としても利用されています。

路線データ

総延長は.kmで、茨城県区間が1.554km、千葉県区間と埼玉県区間は未公開です。また、重用延長も同様に茨城県区間のみが1.554kmで、他の区間は未公開です。未供用延長や自動車交通不能区間延長はなく、全線が利用可能です。実延長は、茨城県区間のみが0.0kmとされています。

歴史

1954年（昭和29年）に主要地方道として指定され、同年9月1日に茨城県が県道境杉戸線として認定しました。その後、千葉県と埼玉県もそれぞれ路線認定を行い、1993年には主要地方道に再指定されました。整理番号は、当初は県ごとに異なっていましたが、1995年に26号に統一されました。

年表

1954年（昭和29年）1月20日：建設省（現・国土交通省）が主要地方道に路線指定。
1954年（昭和29年）9月1日：茨城県区間が県道境杉戸線（整理番号23）として路線認定。
1955年（昭和30年）3月4日：千葉県が路線認定（整理番号5）、埼玉県が路線認定（整理番号28）。
1960年（昭和35年）12月14日：茨城県区間（猿島郡境町下仲町 - 猿島郡境町本船町県界）が供用開始。
1993年（平成5年）5月11日：建設省から、県道境杉戸線が境杉戸線として主要地方道に再指定。
1994年（平成6年）4月1日：埼玉県が整理番号を28から26へ変更。
1995年（平成7年）3月30日：茨城県で23、千葉県で5だった整理番号が26へ統一。
2024年（令和6年）11月15日：バイパス（千葉県野田市関宿台町 - 関宿元町、0.8km）が開通。

路線状況

重複区間

茨城県道・千葉県道17号結城野田線（茨城県猿島郡境町 - 千葉県野田市関宿台町）
埼玉県道383号惣新田幸手線（幸手市平野 地内）

道路施設

境大橋（利根川、茨城県猿島郡境町 - 千葉県野田市）
関宿橋（江戸川、千葉県野田市 - 埼玉県幸手市）

地理

通過する自治体

茨城県：猿島郡境町
千葉県：野田市
埼玉県：幸手市、北葛飾郡杉戸町

交差する道路

茨城県
茨城県道17号結城野田線上・茨城県道137号若境線（猿島郡境町住吉町・住吉町交差点、起点）
国道354号（猿島郡境町・道の駅さかい入口交差点）
千葉県
千葉県道17号結城野田線（野田市関宿台町・関宿台町交差点）
千葉県道401号松戸野田関宿自転車道線（野田市関宿江戸町・関宿橋左岸）
埼玉県
埼玉県道156号三郷幸手自転車道線（幸手市中島・関宿橋右岸）
埼玉県道42号松伏春日部関宿線（幸手市惣新田・関宿橋交差点）
新4号国道（幸手市惣新田・菱沼交差点）
埼玉県道371号下吉羽幸手線（幸手市下吉羽・下吉羽交差点）
埼玉県道383号惣新田幸手線（幸手市平野）
埼玉県道318号並塚幸手線（幸手市戸島・戸島交差点）
国道4号・埼玉県道408号東武動物公園停車場線（北葛飾郡杉戸町内田・境県道入口交差点、終点）

沿線にある施設など

千葉県

野田市
千葉県立関宿城博物館（脇道を200 - 300メートルほど入る）
鈴木貫太郎記念館
野田市立関宿中学校

埼玉県

幸手市
ひばりが丘工業団地
幸手市営釣場（神扇池）
幸手市立八代小学校
杉戸町
杉戸町立杉戸小学校
杉戸町立杉戸中学校
杉戸郵便局

脚注

注釈

なし

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

参考文献

なし

関連項目

3か所以上の都府県にわたる都道府県道
埼玉県の県道一覧
千葉県の県道一覧
茨城県の県道一覧

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