西城隆詞

西城隆詞：アニメーターからエネルギー調整師へ

西城隆詞氏は、1949年11月14日生まれの日本のアニメーターです。北海道出身で、1965年に作画スタジオ「ハテナプロ」でキャリアをスタートさせました。初期は『宇宙パトロールホッパ』や『鉄腕アトム』といった作品で動画マンとして経験を積み、同年、兄である田中英二氏が設立したタマ・プロダクションに参加。その後、タツノコプロ作品にも携わり、原画マンとして活躍の場を広げていきます。

兄の急逝後、タマ・プロダクションの看板アニメーターとして、数多くのアニメーション制作に携わりました。『ゼンダマン』（1979年放送開始）では作画監督を務め、演出を担当した押井守氏は、西城氏の参加回は作品クオリティが高かったと評価しています。東映動画では『剛Q超児イッキマン』（1986年）でキャラクターデザインと総作画監督を務め、監督の西沢信孝氏とはその後も『湘南爆走族』シリーズ（1986年～）で長きに渡りタッグを組むなど、幅広い作品で才能を発揮しました。

1990年代後半から2000年代前半にかけては、アメリカとの合作作品にも携わっています。しかし、2010年にタマ・プロダクションが破産。その後は、エネルギー調整師としての活動を本格化させました。「パーフェクトハーモニー研鑽会TDE全国サポーター・ネットワーク」のメンバーとして活動を開始。東京東久留米や原宿でセミナーを開催する他、2011年12月には原宿表参道に「エナジーサロン流天」をオープンさせ、ヒーリングワークなどを提供しています。

西城氏は、アニメーターとしてのキャリアを通じて培った技術と表現力を、エネルギー調整師としての活動にも活かしていると言えるでしょう。長年に渡り第一線で活躍してきたアニメーターとしての豊富な経験と、近年注力するスピリチュアルな活動は、一見すると対照的なように見えますが、どちらも人々の心に触れ、感動や癒しを与えるという点において共通点があるのかもしれません。

主な参加作品

西城氏の参加作品は非常に多く、その活動期間の長さと多様性を物語っています。以下、主な作品を、テレビアニメ、OVA、劇場アニメに分類して列挙します。

テレビアニメ

『マッハGoGoGo』
『紅三四郎』
『ゼンダマン』
『ヤッターマン』
『おそ松くん（第2作）』
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
『DEATH NOTE』
『NARUTO -ナルト-』
『NARUTO -ナルト- 疾風伝』
『はじめの一歩』
『ブラック・ジャック』
『BLUE DRAGON』
そしてその他多数の作品

OVA

『湘南爆走族』シリーズ
『太陽の黙示録』
『名探偵コナン コナンとキッドとクリスタル・マザー』
その他多数

劇場アニメ

『おおきなかぶ』
『五等になりたい』
『地球が動いた日』
『地球物語 テレパス2500』
その他多数

その他

西城氏は、テレビCMの作画監督も務めるなど、幅広い分野で活躍しています。これらの作品リストは、西城氏のアニメーターとしてのキャリアの広さと深さを示すものです。また、彼のエネルギー調整師としての活動も、長年の経験と培ってきた技術に基づいていると考えられます。

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