西春江ハートピア駅

西春江ハートピア駅

西春江ハートピア駅は、福井県坂井市春江町本堂に位置する、えちぜん鉄道三国芦原線沿線の駅です。駅番号はE34。のどかな田園風景の中に佇む、落ち着いた雰囲気の駅舎が特徴です。

歴史

西春江ハートピア駅は、1928年（昭和3年）12月30日に西春江駅として開業しました。その後、2001年（平成13年）6月25日に発生した京福電気鉄道越前本線列車衝突事故の影響で全線運行が休止され、駅も一時休業を余儀なくされました。しかし、2003年（平成15年）7月20日、えちぜん鉄道の駅として再開。そして2017年（平成29年）3月25日、現在の「西春江ハートピア駅」へと改称されました。長い歴史の中で、幾多の変遷を経て現在に至っています。

駅構造

地上駅で、相対式ホーム2面2線を有しています。駅の出入口は東側の1番ホームにあり、反対側の2番ホームへは構内踏切を利用して移動します。シンプルながらも機能的な構造で、利用者の利便性を考慮した設計となっています。無人駅であるため、駅員は常駐していません。

駅周辺

駅周辺は、住宅が密集した農村地帯が広がっています。駅舎から南側の道路沿いは、しばらく町並みが続き、生活の息遣いが感じられます。東へ約1.5キロメートルの距離には福井空港のターミナルビルがありますが、1976年以降は定期便が運航されていません。

駅名の由来となっている「ハートピア春江」は、駅からは少し離れた場所にあります。そのため、えちぜん鉄道の車内放送では、ハートピア春江へは隣の太郎丸エンゼルランド駅の方が近いと案内されています。

利用状況

坂井市統計年報によると、西春江ハートピア駅の1日平均乗車人員は、近年では比較的安定した数値を示しています。（具体的な数値は資料の公開範囲を考慮し、割愛します）

アクセス

西春江ハートピア駅には、京福バスが乗り入れています。47系統（春江丸岡線）のバスを利用すれば、霞の郷や大石コミュニティセンターへのアクセスも可能です。ただし、年末年始は運休となるので注意が必要です。

隣の駅

まとめ

西春江ハートピア駅は、歴史と静けさを兼ね備えた、地方の駅です。周辺の田園風景や、静かな住宅街の雰囲気は、都会の喧騒から離れてゆっくりと過ごしたい方におすすめです。利用者の利便性向上のため、バス路線との連携も強化されており、公共交通機関を利用した観光にも適しています。周辺の観光スポットや、歴史に触れながら、のどかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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