西脇充子のプロフィールと経歴
基本情報
西脇充子(にしわき みつこ)は、
1967年11月2日生まれの元女子
プロレスラーであり、
タレントとしても知られる人物です。本名は古賀充子(こがみつこ)で、
岐阜県安八郡神戸町出身です。血液型はO型で、元
大関魁皇の妻としてもその名が知られています。彼女の夫は5歳年下で、「姉さん女房」として注目されました。結婚当初から、女子
プロレスラーの中で魁皇のファンが増えるという影響もありました。
プロレスラーとしてのキャリア
西脇は、
1985年5月27日に高崎市中央体育館で仲前芽久美との試合でデビューを果たしました。その後、12月4日には85年新人王トーナメントに出場し、準決勝で坂本あけみに惜敗しました。彼女はその高い身体能力と整った容姿から同団体に大きな期待を寄せられ、新人時代には
デビル雅美の付き人を務めました。また、同期の
堀田祐美子とともにアイドルタッグチーム「ファイヤー・ジェッツ」を結成し、1988年5月21日に「闘え、ファイヤー・ジェッツ」でレコードデビューを果たしました。
1989年にはセカンドシングル「ファイヤー騎士(ナイト)」をリリースし、プロレス界でも戦歴を重ねていきました。特に、同年6月18日には
オールパシフィック王座決定戦、
1990年1月4日には
WWWA世界シングル王座決定戦に挑戦するも、いずれも
ブル中野に敗れてしまいます。このように厳しい競争の中でも、彼女は自身の存在感を示すことができました。
引退後の活動
1990年10月7日に引退を発表し、その後は
タレントとして新たなキャリアを大阪に戻りました。
1994年には、テレビドラマ『ブルースワット』にヤニミ役でレギュラー出演し、劇中でプロレス技も披露しました。
1995年には、卵巣がんに罹患し手術を受けるも、これによって出産の可能性が失われました。
1999年に
大相撲力士の魁皇と結婚し、
2014年には
浅香山部屋再興に伴い女将としても活躍し始めました。
2018年2月には、7mmの早期乳がんが発見されるも、3月には手術が成功しました。
タイトル歴と得意技
西脇は、女子プロレス界でも多くのタイトルを獲得しています。彼女の獲得した主なタイトルには、
WWWA世界タッグ王座、ジャパングランプリ、
タッグリーグ・ザ・ベスト'89等があります。また、得意技にはエアプレーン・バスター、ランニング・ネックバスター、パワー・ボムが挙げられます。さらに彼女のテーマ曲にはティーナ・マリーの「Lead Me On」があり、その音楽は多くのファンに愛されたことでしょう。
西脇充子は、その
プロレスラーとしてのキャリアを通じて、多くの人々に影響を与えてきました。また、引退後もテレビなどで活躍し続け、プロレス界と広く社会での存在感を示しています。