読売ジャイアンツ主催のオープン戦使用球場一覧

読売ジャイアンツ オープン戦 ホームゲーム開催地一覧

読売ジャイアンツ（巨人軍）が過去に主催したオープン戦のホームゲーム開催地を、一軍、二軍、海外に分けてまとめました。各球場での開催年（スタブ）とともに、時代ごとの開催傾向についても解説します。

一軍

北海道
札幌ドーム

東北
いわきグリーンスタジアム

関東
群馬県立敷島公園野球場
宇都宮清原球場
ひたちなか市民球場
水戸市民球場
千葉マリンスタジアム（現：ZOZOマリンスタジアム）
後楽園スタヂアム
東京ドーム
山梨県小瀬スポーツ公園野球場

中部
静岡県草薙総合運動場野球場
浜松球場
長良川球場
津市営球場
伊勢市倉田山公園野球場

近畿
京都市西京極総合運動公園野球場
大阪ドーム（京セラドーム大阪）

中国・四国（山口県を除く）
倉敷マスカットスタジアム
香川県営野球場（現：レクザムスタジアム）
松山中央公園野球場（坊っちゃんスタジアム）

九州・山口
徳山市野球場
宇部市野球場
西京スタジアム
下関球場
平和台野球場
福岡ドーム（現：福岡PayPayドーム）
北九州市民球場
別大興産スタジアム（新大分球場）
長崎県営野球場
熊本・藤崎台県営球場
宮崎市営球場（現：宮崎県総合運動公園第二球場＝ひむかスタジアム）
宮崎県総合運動公園硬式野球場（サンマリンスタジアム宮崎）
鹿児島県立鴨池野球場
那覇市営奥武山野球場

一軍オープン戦開催の傾向

1990年代頃までは、春季キャンプ地の宮崎県を中心に九州南部で数試合を行った後、本拠地の東京ドームへ向けて、日本列島を南から北へ巡るように各地でオープン戦を開催する傾向がありました。3月下旬に東京ドームに戻った後は、北関東への遠征で締めくくるという日程が一般的でした。

2001年に札幌ドームが完成してからは、この流れに変化が見られます。九州遠征後、一気に北海道へ移動し、その後南下して中四国・近畿・東海地方を回るなど、柔軟な日程が組まれるようになりました。

2009年の例では、宮崎でのオープン戦は行わず（練習試合は実施）、2009 ワールド・ベースボール・クラシック A組に出場するアジア4カ国の代表チームとのオープン戦（埼玉西武ライオンズ主催試合に帯同）を東京ドームで最初に行いました。その後、ナゴヤドーム、福岡ドーム、周南、福山、大阪ドーム、神戸スカイマークスタジアム、長良川球場と遠征し、東京ドームを含む関東地方での開催に集中しました。

2010年は、鹿児島・宮崎での西武ライオンズとの2連戦（宮崎での無料練習試合を含めると実質3連戦）からスタート。その後、名古屋、山口、福岡、広島、大津、大阪、甲子園、東京、静岡、横浜と、必ずしも南から北への順に移動するのではなく、北上と南下を繰り返す日程となりました。公式戦と同様に、この年は福岡、札幌での主催試合は組まれず、福岡でのソフトバンクホークスとの2連戦はビジター扱いとなりました。ただし、大阪でのオリックス・バファローズとの2連戦のうち1試合は、引き続き巨人軍の主催で行われました。

2011年は、宮崎で1試合を行った後、球団史上初の沖縄・那覇で3試合を開催（うち1試合は横浜ベイスターズの主催試合のため、巨人主催は2試合。他に無料練習試合もあり）。3月に入ると、東京ドーム、札幌ドーム、福岡Yahoo! JAPANドーム、広島マツダスタジアム、京セラドーム大阪、甲子園、岐阜、神宮、横浜、甲府、東京ドームという日程が組まれました。前年と同様の傾向が見られましたが、東日本大震災の影響で京セラドーム大阪以降の試合は中止となりました。京セラドーム大阪での巨人主催試合がなくなったため、他球団の本拠地での試合はすべてビジターゲームとなりました。

2013年のオープン戦のうち2試合は、WBC2013の強化試合（日本代表対中国代表）として福岡ヤフオクドームで開催されましたが、主催はWBCインクでした。

二軍

東京ドーム
読売ジャイアンツ球場

海外

* 台北市立天母棒球場（2009年）


読売ジャイアンツは、オープン戦を通じて様々な地域でファンとの交流を深めています。今後も新たな球場での開催や、斬新な日程が組まれることが期待されます。

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