遠竹郁夫

遠竹郁夫（とおたけ いくお）は、1943年4月10日に鹿児島県で生まれた、日本の元航空自衛官です。防衛大学校を卒業後、航空自衛隊に入隊し、数々の要職を歴任、最終的には第26代航空幕僚長を務めました。現在は埼玉県に在住しています。

経歴

1967年3月、防衛大学校を卒業（第11期）し、航空自衛隊に入隊（45期幹部候補生）しました。その後、1978年7月に3等空佐、1982年7月に2等空佐、1986年7月に1等空佐へと昇進しました。

1987年8月1日には、中部航空方面隊司令部防衛部防衛班長に就任。その後、1988年7月7日には航空幕僚監部人事教育部人事課人事第1班長、1990年3月16日には中部航空警戒管制団基地業務群司令を歴任しました。1991年3月16日には航空幕僚監部人事教育部厚生課長に就任しています。

1992年6月16日には空将補に昇任し、1993年3月24日には北部航空方面隊司令部幕僚長に就任。1994年7月1日には航空救難団司令、1995年6月30日には航空幕僚監部防衛部長を歴任しました。1997年7月1日には空将に昇任し、中部航空方面隊司令官に就任しました。

1999年7月9日には航空幕僚副長に就任し、2001年3月27日には第26代航空幕僚長に就任しました。2003年3月27日に退官。退官後は、2012年時点で公益社団法人隊友会の常務理事を務めています。

2014年4月29日には、長年の功績が認められ、瑞宝重光章を受章しました。

受章歴

レジオン・オブ・メリット・コマンダー - 2002年4月16日
瑞宝重光章 - 2014年4月29日

参考文献

* 防衛年鑑2002（防衛年鑑刊行会）

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