遠藤和也

遠藤和也について

遠藤和也氏は、1967年2月10日に山梨県中央市で生まれました。筑波大学附属駒場中学校・高等学校を経て、1990年3月に東京大学法学部第二類を卒業後、外務省に入省しました。

外務省入省後の経歴

遠藤氏は、外務省入省後、様々な要職を歴任しています。

2004年8月: 在中華人民共和国日本国大使館一等書記官
2007年1月: 在中華人民共和国日本国大使館参事官
2007年3月: アジア大洋州局中国課首席事務官
2008年7月: アジア大洋州局中国・モンゴル課首席事務官
2008年9月: 国際法局経済条約課条約交渉官
2009年9月: 国際連合総会日本政府代表顧問
2010年8月: アジア大洋州局南部アジア部南東アジア第一課長
2011年3月: 内閣官房副長官秘書官
2011年9月: 在アメリカ合衆国日本国大使館参事官
2013年6月: 内閣官房内閣参事官（内閣官房副長官補付）兼内閣官房国家安全保障会議設置準備室参事官
2013年12月: 在中華人民共和国日本国大使館参事官
2015年10月: 総合外交政策局国連政策課長
2016年8月: アジア大洋州局中国・モンゴル第一課長
2017年9月: 大臣官房総務課長
2019年9月: 大臣官房参事官兼アジア大洋州局、アジア大洋州局南部アジア部
2021年5月: 大臣官房審議官兼総合外交政策局兼領事局領事サービス本部副本部長、日米豪印協力担当大使
2022年8月: 内閣官房内閣審議官（内閣官房副長官補付）兼内閣官房FATF（金融活動作業部会）勧告関係法整備検討室次長併任
2022年9月: 国際協力局長
2024年2月: フィリピン国駐箚特命全権大使


中国やアメリカといった主要国での勤務経験が豊富で、国際連合や内閣官房といった多岐にわたる分野での要職を歴任しています。特に、アジア大洋州地域における外交政策に深く関わってきたことが伺えます。

2024年6月からは、駐フィリピン大使として、日本とフィリピンの外交関係強化に尽力しています。

同期入省者

遠藤氏と同期で外務省に入省した人物には、以下のような方がいます。

麻妻信一（21年フランクフルト総領事）
新居雄介（24年イスラエル大使・22年国際情報統括官・21年国際情報統括官付兼総合外交政策局審議官）
伊従誠（23年シアトル総領事）
岩本桂一（24年領事局長）
大隅洋（23年サンフランシスコ総領事）
貴島善子（23年広州総領事）
小林麻紀（23年外務報道官・21年中南米局長・17年東京五輪組織委員会広報局長）
兒玉良則（23年ホノルル総領事）
徳田修一（24年在ロシア大使館公使・22年シドニー総領事）
野口泰（23年中南米局長・22年サンフランシスコ総領事・20年防衛省防衛政策局次長・17年サンパウロ総領事・15年宮崎県警察本部長）
山中修（24年シドニー総領事）

これらの同期入省者も、大使や総領事など、国内外の重要なポストで活躍しており、遠藤氏を含め、彼らが日本の外交を支える重要な存在であることがわかります。



遠藤和也氏は、長年の外交官としての経験と知識を活かし、国際社会における日本のプレゼンス向上に貢献することが期待されています。

もう一度検索