山中修

山中修（やまなか おさむ）

プロフィール

山中修氏は、1966年9月15日生まれの日本の外交官です。一橋大学法学部を卒業後、1990年に外務省に入省しました。国際機関での勤務経験が豊富で、人権問題にも積極的に取り組んでいます。

キャリア

山中氏は、外務省入省後、ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官、OECD日本政府代表部参事官、国際エネルギー機関出向など、国際的な舞台で活躍しました。2019年には外務省大臣官房参事官に就任し、国連担当大使も兼務しました。この間、日・ミャンマー人権対話代表として、ミャンマーのソー・ハン外務次官に対し、ロヒンギャの人権侵害疑惑に対する法的措置を働きかけるなど、人権問題にも積極的に関わりました。

2020年には経済産業省大臣官房審議官に転じ、2022年には国連[[大使]]に任命されました。2024年からはシドニー総領事を務めています。

詳細な経歴

1990年4月：外務省入省
2002年2月：外務省経済協力局技術協力課首席事務官
2004年4月：在マレーシア日本国大使館一等書記官
2006年8月：在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官
2006年9月：国際連合総会日本政府代表随員
2007年1月：在ジュネーブ国際機関日本政府代表部参事官
2007年5月：世界保健総会日本政府代表代理
2008年5月：国際労働機関総会日本政府代表顧問
2009年7月：経済協力開発機構日本政府代表部参事官
2009年10月：国際エネルギー機関非加盟国局アジア太平洋ラテンアメリカ課長
2013年7月：外務省総合外交政策局人権人道課企画官
2013年8月：外務省総合外交政策局人権人道課課長、内閣官房内閣参事官（内閣官房副長官補付）兼内閣官房アイヌ総合政策室参事官
2015年10月：内閣府国際平和協力本部事務局参事官
2017年8月：在ブラジル日本国[[大使館]]公使
2019年10月：外務省大臣官房参事官（危機管理担当）兼総合外交政策局、領事局、国連担当大使
2020年7月：経済産業省大臣官房審議官（通商戦略担当）兼通商政策局
2022年8月：国際連合日本[[政府代表部]]大使・次席常駐代表
2024年8月：在シドニー日本国総領事館総領事

同期入省者

山中氏と同期には、以下のような人物がいます。

麻妻信一（21年フランクフルト総領事）
新居雄介（24年イスラエル大使、22年国際情報統括官、21年国際情報統括官付兼総合外交政策局審議官）
伊従誠（23年シアトル総領事）
岩本桂一（24年領事局長）
遠藤和也（24年フィリピン大使、22年国際協力局長、21年総合外交政策局兼領事局審議官）
大隅洋（23年サンフランシスコ総領事）
貴島善子（23年広州総領事）
小林麻紀（23年外務報道官、21年中南米局長、17年東京五輪組織委員会広報局長）
兒玉良則（23年ホノルル総領事）
徳田修一（24年在ロシア大使館公使、22年シドニー総領事）
* 野口泰（23年中南米局長、22年サンフランシスコ総領事、20年防衛省防衛政策局次長、17年サンパウロ総領事、15年宮崎県警察本部長）

まとめ

山中修氏は、長年にわたり外交官として活躍し、国際的な問題解決に尽力してきました。特に人権問題に対する強い関心を持ち、ミャンマーにおける人権侵害問題の解決に向けて積極的に活動しました。幅広い経験と知識を持つ山中氏は、今後も国際社会で重要な役割を果たすことが期待されます。

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