金峰山晴樹

金峰山晴樹のプロフィール

金峰山晴樹（きんぼうざん はるき、1997年生まれ）は、カザフスタン共和国アルマトイ州に生まれ、木瀬部屋に所属する現役の大[[相撲]]力士です。本名はバルタグル・イェルシン（カザフ語: Ерсін Балтағұл）で、身長は195cm、体重は178kgです。彼の最高位は2023年5月場所での東前頭5枚目です。

来歴

彼は日本に来る前に柔道をしていましたが、元横綱のドルゴルスレン・ダグワドルジ（朝青龍）の紹介を受けて、18歳のときに日の出高校（現在の目黒日本大学高校）に編入し、相撲を始めます。その後、日本大学スポーツ科学部競技スポーツ学科に進学し、相撲部に所属しました。大学在学中の2019年度には学生選手権で団体優勝を果たし、全日本選手権では個人準優勝という成績を残しました。さらに、2020年度には学生選手権で3位になり、全日本選手権ではベスト16に入るなどの実績を築きました。

大学卒業後、日大の勧めにより大[[相撲]]の世界に進出しました。彼は木瀬部屋に入門し、同部屋所属の臥牙丸の後継となる外国出身力士の一人です。カザフスタン出身の力士としては、風冨山以来の2人目の存在です。入門後、研修期間を経て2021年9月場所の新弟子検査に合格し、同年11月に初土俵を踏みました。四股名の「金峰山」は、師匠の故郷に由来しており、彼の在学中に亡くなった成田晴樹にも名付けのインスピレーションがあります。

初土俵からのデビュー戦では、三段目最下位（100枚目）からスタートし、全勝で三段目を優勝します。2022年には新幕下に昇進し、初挑戦の3月場所で7戦全勝を達成し幕下優勝を果たしました。その後も着実に成績を上げ、5月場所では6戦目にきて新十両昇進の可能性が見え始めますが、千秋楽では突き落としで敗れ、新十両昇進を逃すこととなりました。

7月場所で西幕下筆頭に進出し、6連勝を含む好成績を収め、場所後に新十両昇進が発表されました。新十両として初めての場所では10勝5敗を記録し、その後11月場所でも勝ち越しました。2023年1月場所では、11勝4敗の成績を残し、新入幕が濃厚となります。

取り口

金峰山選手は、長いリーチを生かした突き押し相撲を得意としつつ、四つに組む相撲もこなします。動きの速さと力強さが彼の相撲の特徴です。

主な成績

2024年7月場所終了時点で、金峰山選手の通算成績は123勝90敗2休で、幕内成績は64勝69敗2休です。幕下優勝や三段目優勝を数回経験し、敢闘賞を受賞するなど、着実に成績を積み重ねています。

今後の展望

木瀬師匠の言葉にもあるように、突っ張りを磨けば上位に通じる力士になると期待されています。本人も、さらなる成長を目指し、関取を目指しています。これからの活躍に目が離せません。

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