長野県道32号長野停車場線

長野県道32号長野停車場線

長野県道32号長野停車場線は、長野県長野市末広町の長野駅から、同市岡田町の国道19号交点に至る、全長約450mの主要地方道です。通称「ターミナル南通り」として、長野駅と長野バスターミナルを結ぶ4車線の道路です。長野駅へのアクセス道路としての役割に加え、長野市の都心環状道路の南側を形成する重要な路線です。

概要

この道路は、平成に入ってから開通した比較的新しい道路で、開通当初は長野市道でした。長野駅周辺に位置していますが、繁華街とは反対側に位置するため、沿道には商業施設は少ないものの、ビジネスホテルやオフィスビルが多く立地しています。

路線データ

起点: 長野停車場（長野市大字南長野字石堂東1354番の5地先、JR信越本線長野駅）
終点: 長野市大字中御所字竹原243番の6地先（中御所北交差点、国道19号交点）
実延長: 450.2m
幅員: 4車線（全線）
道路法第7条第1項該当号: 1号

歴史

この道路の旧経路は、かつて長野駅と善光寺を結ぶ末広通りと中央通りが指定されていました。これらの道路は長らく、県道長野停車場線の一部として扱われていましたが、2018年4月1日に長野市に移管されました。この移管に伴い、長野県道34号長野菅平線は延伸され、長野県道376号長野停車場岡田線は廃止されました。

旧経路の起点付近には、1961年に設置された「国宝善光寺参道」のアーチがありましたが、2010年に撤去されました。

年表

1888年（明治21年）: 長野駅開業に伴い、一線路（現在の末広通り）が開通。
1920年（大正9年）4月1日: 府県道長野停車場線（長野市-長野停車場間）として認定。
1954年（昭和29年）1月20日: 長野停車場線の一部が主要地方道に指定。
1955年（昭和30年）2月3日: 長野停車場が終点から起点へと変更。
1993年（平成5年）5月11日: 県道長野停車場線が主要地方道として再指定。
2015年（平成27年）3月20日:地元区長・商店会から、長野駅〜善光寺間の道路管理一元化が要望される。
2018年（平成30年）4月1日: 終点が中御所北交差点に変更。

路線状況

別名: ターミナル南通り（全線）

地理

通過する自治体: 長野市
交差する道路:
長野市道（長野大通り）
長野市道（末広通り）
国道19号（県庁通り）

沿線にある主な施設:
JR・長野電鉄長野駅
ホテルメトロポリタン長野
プリズムビル
長野トヨタ自動車 本社
トヨタカローラ長野 本社
ネッツトヨタ長野 本社
長野トヨペット 本社
東横イン長野駅善光寺口
柳原神社
八十二銀行 本店
日本銀行 長野事務所
長野バスターミナル

関連事項

長野県の県道一覧

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