霞ヶ丘駅 (兵庫県)

霞ヶ丘駅

概要

霞ヶ丘駅は、兵庫県神戸市垂水区五色山五丁目に位置する山陽電気鉄道本線の駅です。駅番号はSY12。S特急が停車し、五色塚古墳の最寄り駅として知られています。朝には当駅止まりとなる普通列車が運行されています。

歴史

霞ヶ丘駅の歴史は古く、1917年、兵庫電気軌道の歌敷山駅として開業しました。当初の駅は現在の霞ヶ丘駅から約300m西側にありました。その後、宇治川電気、山陽電気鉄道と経営が移り変わり、1964年、山陽垂水駅の高架化工事に伴い、現在の霞ヶ丘駅が開業、同時に歌敷山駅は廃止されました。開業と同時に追越線と折返線の設備が整備され、1987年には通勤特急（現在のS特急）の停車駅となりました。

阪神・淡路大震災の影響で一時営業を中止しましたが、1995年には営業を再開。2009年には山陽須磨駅と山陽明石駅での普通列車と特急列車の接続変更により、一部時間帯で普通列車が特急列車に優先して運行されるようになりました。近年では、駅ホームに列車案内表示機が設置されるなど、利便性向上のための改良が続けられています。2018年には豪雨による土砂崩れで、当駅が姫路方面からの列車の折り返し駅となりました。

駅構造

霞ヶ丘駅は、島式ホーム2面4線を有する地上駅で、待避設備を備えています。駅舎は上り線北側姫路寄り側に位置し、ホームへは地下道で連絡しています。窓口は無人化されています。2番線と3番線が主本線、1番線と4番線が待避線として使用されています。姫路側には出発信号機が設置されており、姫路方面への発車も可能です。これは非常時の折り返し運転に利用されています。また、姫路側には4連対応の引上線がありますが、現在は使用されず、保線車両の留置スペースとして活用されています。

利用状況

2022年度の1日あたりの乗車人員は1,079人です。近年における乗車人員の推移については、神戸市統計書、明石市統計書、播磨町統計書、加古川市統計書、高砂市統計書、姫路市統計要覧などを参照ください。

駅周辺

霞ヶ丘駅周辺には、五色塚古墳、アジュール舞子、舞子ビラ、マリンピア神戸などの観光施設や、霞ケ丘幼稚園、神戸市立霞ケ丘小学校などの教育施設があります。

隣の駅

脚注

利用状況のデータは、神戸市統計書、明石市統計書、播磨町統計書、加古川市統計書、高砂市統計書、姫路市統計要覧などを参照しています。

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

霞ヶ丘駅 - 山陽電気鉄道

もう一度検索