静岡県道163号東柏原沼津線

静岡県道163号東柏原沼津線について

静岡県道163号東柏原沼津線は、かつて静岡県富士市から沼津市へと至る、全長約10.5kmの一般県道でした。この路線は、地域の生活道路としてだけでなく、東海道の旧道の一部としても重要な役割を果たしていましたが、2024年7月26日にその役目を終え、廃止されました。

路線概要

この県道は、富士市東柏原新田を起点とし、沼津市浅間町を終点としていました。具体的な路線データは以下の通りです。

起点: 静岡県富士市東柏原新田（静岡県道380号富士清水線交点）
終点: 静岡県沼津市浅間町（静岡県道160号千本城内線交点）
実延長: 10,467m

歴史

この県道の歴史は、1960年（昭和35年）4月1日に認定されたことに始まります。その後、数度の区域変更を経て、2024年（令和6年）7月26日に、沼津市と富士市へ移管され、廃止という形でその歴史に幕を閉じました。

通過する自治体

この県道が通過していた自治体は、以下の2市です。

静岡県富士市
静岡県沼津市

接続する道路

静岡県道163号東柏原沼津線は、以下の主要な道路と接続していました。

静岡県道380号富士清水線（東海道）（起点：東柏原交差点）
静岡県道166号石川一本松線（沼津市一本松）
静岡県道165号原停車場線（原駅入口交差点 - 原交番東交差点で重複）
静岡県道164号西椎路松長線（沼津市松長）
静岡県道380号富士清水線（東海道）（西間門交差点）
静岡県道160号千本城内線（終点：浅間町交差点）

これらの接続道路を通じて、周辺地域へのアクセスが確保されていました。

周辺施設

沿線には、生活に密着した様々な施設が存在しました。以下に主な施設を列挙します。

公共施設

国土交通省中部運輸局静岡運輸支局 沼津自動車検査登録事務所
沼津市役所

教育機関

静岡県立沼津特別支援学校
静岡県立沼津西高等学校
沼津市立原中学校
沼津市立片浜中学校
沼津市立第二中学校
沼津市立原小学校
沼津市立原東小学校
沼津市立片浜小学校
沼津市立千本小学校
沼津市立第一小学校
沼津市立第二小学校

医療機関

聖隷沼津病院

交通機関

JR東海道本線
東田子の浦駅
原駅
片浜駅
沼津駅

その他

国道1号沼津バイパス
東海道五十三次（吉原宿、原宿、沼津宿）
千本浜、千本松原
IHI運搬機械 沼津工場
明電舎 沼津事業所
LDF 本社・沼津工場（東芝ライテック関連会社）
図書製本 沼津事業所（図書印刷グループ）
カインズ 沼津店
ケーヨーデイツー 沼津原町店
西友 松長店
マックスバリュ 沼津原町店
エクスプレス 沼津原町西店
* クリエイトエス・ディー 沼津原店

これらの施設は、沿線住民の生活を支えるとともに、地域経済や文化に貢献していました。

まとめ

静岡県道163号東柏原沼津線は、地域にとって重要な道路でしたが、その役割を終え、廃止されました。この道路が通過していた地域には、多くの公共施設、商業施設、教育機関、医療機関が存在し、地域の発展に寄与していました。今後は、移管された市道として、新たな役割を担うことになります。

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