駒木 (流山市)

概要

駒木（こまぎ）は、千葉県流山市の中央部に位置する地域です。郵便番号は270-0132で、流山市の新たな拠点として都市再生機構による区画整理事業が進められています。この地域は、つくばエクスプレスと東武野田線という2つの鉄道が通っており、交通の便が良いのが特徴です。また、北総病院や江戸川大学といった公共施設や教育機関も立地しています。

地理

駒木は、東と北で柏市十余二、西で十太夫と美田、南で柏市豊四季と隣接しています。特筆すべきは、柏市高田と篠籠田の間を、大堀川に沿って細長く伸びる区域があることです。この細長い区域には、青葉橋のたもとに飲食店がある程度で、ほとんど人家は見られませんが、東端には住宅地が形成されています。この住宅地は柏市篠籠田とは道路で繋がっているものの、流山市の他の地域とは繋がっていません。

歴史

地名の由来

駒木の地名の由来には、いくつかの説がありますが、どれが正確かは定かではありません。有力な説としては、以下の2つが挙げられます。

かつて「古牧」と表記されていたものが、「駒木」に変化したという説
源義家が奥州征討の際に、当地の諏訪神社の木に馬（駒）をつないだという伝説から「駒木」と名付けられたという説

沿革

駒木の歴史は、以下の通りです。

1869年（明治2年）：葛飾県葛飾郡駒木村となる。
1871年（明治4年）：廃藩置県により印旛県葛飾郡駒木村となる。
1873年（明治6年）：県の統合と郡の分割により、千葉県東葛飾郡駒木村となる。
1889年（明治22年）：周辺の村々と合併し、東葛飾郡八木村大字駒木となる。
1951年（昭和26年）：流山町、新川村と合併し、東葛飾郡江戸川町大字駒木となる。
1952年（昭和27年）：江戸川町が流山町に改称し、東葛飾郡流山町大字駒木となる。
1967年（昭和42年）：市制施行により、流山市大字駒木となる。

小字

駒木には、以下の11の小字が存在します。これらの小字は、地域の歴史や地形を反映しており、地元の文化を伝える重要な要素となっています。

西新請（北西部は1971年に美田に編入）
新請
上駒木（北西部は1971年に美田に編入）
一番割
二番割
中溜上
堂台
中橋上（西部は昭和期に十太夫に編入）
駒木橋上
大下境
諏訪腰

消滅した小字

大溜上（全域が1971年に美田に編入）

世帯数と人口

2017年11月1日時点での世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：データなし

人口：データなし

施設

駒木には、以下の教育機関、公共施設、宗教施設があります。

江戸川大学
江戸川学園おおたかの森専門学校
えどがわ森の保育園
駒木ふるさとの森
成顕寺
* 諏訪神社

もう一度検索