高柳駅

高柳駅について

高柳駅は、千葉県柏市高柳に所在する東武アーバンパークラインの駅です。駅番号はTD 28で、柏駅と新鎌ヶ谷駅の間に位置しています。2面4線の島式ホームを有する地上駅で、橋上駅舎を備えているのが特徴です。2018年に橋上駅舎が使用開始され、駅の東西を結ぶ自由通路も整備されました。駅周辺は住宅地として発展しており、近年利用者が増加傾向にあります。

歴史

高柳駅は、1923年に北総鉄道船橋線の駅として開業しました。その後、総武鉄道を経て、1944年に東武鉄道の駅となりました。2005年までは旧沼南町に属しており、町内唯一の駅として機能していました。複線化工事と合わせて駅舎の橋上化、ホームの拡張工事が実施され、2018年に現在の姿となりました。2020年のダイヤ改正では、当駅始発・終着列車が設定され、急行停車駅にもなりました。

駅構造

現在の高柳駅は、2面4線の島式ホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を備えています。2018年に橋上駅舎が使用開始され、同時に下り線ホームが新設されました。駅舎と東西を結ぶ自由通路は、橋上駅舎化に先駆けて使用が開始されました。複線化工事により、ホームは船橋方面に約60m移動し、従来の相対式ホーム2面2線から、現在の島式ホーム2面4線に拡張されました。2020年3月からは、2・3番線ホームが使用開始され、急行列車と普通列車の緩急接続が行われるようになりました。1・4番線が本線で、2・3番線は待避線として機能しています。

駅の柏寄りには6本の留置線があり、早朝を中心に当駅始発の船橋行きの列車が設定されています。以前は船橋方面から留置線への入線は六実駅から回送する形をとっていましたが、2020年3月のダイヤ改正以降は、当駅発着の列車が設定され、柏方面からの入庫も当駅発着に変更となりました。

のりば

高柳駅のホームは、以下の構成になっています。

1番線: 下り本線（船橋方面）。上り方面へ出発可能。留置線へ入換可能。
2番線: 下り中線。上下線双方に出発可能。留置線へ入換可能。
3番線: 上り中線。上下線双方に出発可能。留置線へ入換可能。
4番線: 上り本線（柏方面）。上り方面のみ出発可能。留置線へ入換可能。

急行運転時間帯には、待避列車は中線（2・3番線）に入線します。場内の電留線へは、全ての線路から入換可能です。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は15,340人です。急行停車駅の中では比較的利用客数は少ないですが、近年駅周辺の開発に伴い増加傾向にあります。駅の利用状況は以下の通りです。

駅周辺

高柳駅は、柏市の南端部に位置し、松戸市および鎌ケ谷市との境界線に近い場所にあります。駅周辺には以下の施設があります。

西口

松戸東警察署 六実交番
柏市消防局 沼南消防署高柳分署
柏市高柳近隣センター
柏市立図書館 高柳分館
千葉県立松戸六実高等学校
柏市立高柳中学校
松戸市立六実中学校
柏市立高柳小学校
松戸市立六実小学校
沼南高柳西郵便局
東京東信用金庫 ときわ平支店高柳出張所
ヤオコー 柏高柳駅前店
ブックオフ・ハードオフ 柏高柳駅前店
ベルクス 松戸六高台店
ヨークマート 六高台店
ウエルシア薬局 柏しいの木台店
サンドラッグ 六高台店

東口

柏警察署 高柳交番
千葉県動物愛護センター 東葛飾支所
千葉県立我孫子特別支援学校 清新分校
千葉県立沼南高柳高等学校
高柳保育園
沼南高柳郵便局
ジョイフーズ 高柳店
ドラッグストアセキ 高柳店
KCS ゆあさ

駅東側には、千葉県道8号線と千葉県道280号線が走り、海上自衛隊下総航空基地があります。駅周辺からは、下総航空基地方面、白井市、鎌ケ谷市方面への路線バス、柏市運営の乗合タクシー、松戸市方面への路線バスが利用可能です。

以前は東武バスイーストの柏駅行きのバスも乗り入れていましたが、現在は運行されていません。西口のロータリーは2015年に整備され、バス停も移動しています。

隣の駅

東武アーバンパークライン

■急行：柏駅 - 高柳駅 - 新鎌ヶ谷駅
■普通：逆井駅 - 高柳駅 - 六実駅

外部リンク

* 高柳駅（駅情報） - 東武鉄道

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