逆井駅

逆井駅について

逆井駅（さかさいえき）は、千葉県柏市逆井に位置する、東武鉄道野田線（東武アーバンパークライン）の駅です。駅番号はTD 27です。

歴史

この駅は、1933年（昭和8年）7月29日に総武鉄道の逆井停留所として開業しました。その後、1944年（昭和19年）に東武鉄道が総武鉄道を吸収合併したことにより、東武鉄道船橋線の停留所となりました。1948年（昭和23年）には船橋線が野田線に編入され、野田線の停留所となりました。1949年（昭和24年）には、地元住民の陳情により駅に昇格しました。

1985年（昭和60年）には、複線化工事に伴い、橋上駅舎が新設されました。2007年（平成19年）には、エレベーターと多機能トイレが設置され、バリアフリー化が進みました。また、2010年（平成22年）には、駅東口からコミュニティバスが運行開始しましたが、2013年（平成25年）に廃止されています。2019年（令和元年）には、当駅と高柳駅間の複線化が完了し、利便性が向上しました。

駅構造

開業当初は単式ホーム1面1線の地上駅でしたが、1985年（昭和60年）の複線化により、相対式ホーム2面2線の橋上駅となりました。逆井駅 - 六実駅間は、船橋駅 - 柏駅間で最後まで残った単線区間でしたが、2019年（令和元年）の複線化により解消されました。

2006年度（平成18年度）には駅改良工事が行われ、2007年（平成19年）3月30日からエレベーターと多機能トイレが利用可能となりました。同年4月1日からは、東口駅前広場も利用できるようになりました。2010年（平成22年）には、駅構内の案内板がピクトグラムを用いたデザインに一新されました。ホームにあった吊り下げ式の駅名標と路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型の自立式案内板が設置されています。なお、発車標は設置されていません。

のりば

相対式ホーム2面2線

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗降人員は12,858人です。近年の1日平均乗降人員は以下の通りです。

2019年度: 12,525人
2020年度: 11,086人
2021年度: 11,460人
2022年度: 12,455人
2023年度: 12,858人

駅周辺

東口

駅前ロータリーが整備されており、駅周辺には逆井商店街が広がっています。北東側へ進むと国道16号、千葉県道8号船橋我孫子線が走り、特に国道沿いには大型商業施設が林立しています。

柏市藤心近隣センター
柏市立図書館 藤心分館
柏市立藤心小学校
千葉興業銀行 逆井支店
東日本銀行 逆井支店
東武ストア 逆井店
くすりの福太郎 逆井店
柏市逆井運動場
柏市塚崎運動場
沼南の森市民緑地
カタクリ群生地（市指定文化財・天然記念物）

西口

駅前には住宅地が広がり、南西側へ進むと千葉県道51号市川柏線、千葉県道280号白井流山線が走っています。

柏警察署 南増尾交番
柏市環境部南部クリーンセンター
リフレッシュプラザ柏
柏リフレッシュ公園
柏逆井郵便局
千葉県立柏陵高等学校
柏市立逆井中学校
柏市立増尾西小学校
JAちば東葛 土支店
ヤオコー 柏南増尾店
ライフ 増尾店
生鮮市場TOP 増尾台店
マツモトキヨシ 柏酒井根店
ウエルシア薬局 柏酒井根店
ビバホーム 柏増尾台店
観音寺
柏市宮田島運動場
逆井運動広場
南増尾健美の湯

バス路線

東口と駅西側には、かしわコミュニティバス（ワニバース、旧称・かしわジャンボタクシー）の停留所があります。かつての「かしわコミュニティバス」は、バス形態で東口を拠点として旧沼南町域方面へと向かっていましたが、2013年（平成25年）3月末で廃止されました。その代替として、乗合タクシー形式の「カシワニクル」が2013年（平成25年）1月から運行を開始しており、当駅が唯一の鉄道駅での指定発着所となっています。

隣の駅

東武鉄道

■東武アーバンパークライン

■急行: 通過
■普通: 増尾駅 (TD 26) - 逆井駅 (TD 27) - 高柳駅 (TD 28)

外部リンク

逆井駅（駅情報） - 東武鉄道

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