黒松駅 (宮城県)

黒松駅 (くろまつえき)

概要
黒松駅は、宮城県仙台市泉区旭丘堤二丁目にある仙台市地下鉄南北線の駅です。駅番号はN03で、副駅名として「平和住宅情報センター本店前」が設定されています（令和7年3月31日まで）。この駅は、七北田丘陵に開発された住宅地に位置し、周辺住民の交通拠点となっています。

歴史
1987年（昭和62年）7月15日：開業。
1994年（平成6年）2月18日：エレベーターを設置。これにより、バリアフリー化が推進されました。
2010年（平成22年）2月6日：可動式ホーム柵の運用開始。これにより、安全性が向上しました。
2011年（平成23年）
3月11日：東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）が発生し、営業を休止。
3月14日：バス代行運転による運行を開始。
4月29日：南北線全線復旧により営業を再開。
2014年（平成26年）12月6日：IC乗車券・icscaを導入。
2020年（令和2年）4月1日：副駅名広告「平和住宅情報センター本店前」の使用を開始。
2022年（令和4年）3月11日：駅構内の内照式案内サインを更新。

駅構造
黒松駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。駅の出口は北側に1箇所あります。駅は、両側を台地にはさまれた細長い谷の底に位置し、駅舎は谷に蓋をするように作られています。そのため、東西からは谷の存在を認識しにくい構造になっています。駅前は谷にさしかかる橋状の構造ですが、広いため橋とは感じにくいです。周囲から見ると駅のホームは地下にあるように見えますが、実際にはホームが1階で出入口が高架部にあたります。当駅から泉中央駅までは地上区間であり、この駅の南から地下区間となります。
開業当初はエレベーターが設置されていませんでしたが、後に設置され、利便性が向上しました。

のりば


利用状況
2022年度（令和4年度）
1日平均乗車人数：4,002人

駅周辺
黒松駅は、青葉区との境界近くに位置し、周囲は七北田丘陵上に開発された住宅地が広がっています。駅名の由来は、1962年（昭和37年）に入居が開始された宮城郡泉町（現・仙台市泉区）で最初の大型住宅団地「黒松」です。同団地は、駅の北西側、国道4号（旧奥州街道、現県道仙台泉線）に沿って、七北田川水系仙台川の右岸（東岸）の丘陵上に造成されました。

駅舎の西側には黒松市民センターがあり、東側には生協の店舗があります。駅周辺には、

泉黒松郵便局
仙台銀行黒松支店
杜の都信用金庫黒松駅前支店
みやぎ生活協同組合黒松店
仙台市立黒松小学校
仙台市立八乙女中学校
* 仙台市黒松市民センター
などの施設があります。

駅の北東には真美沢堤というため池があり、線路はこの池の上を高架で越えます。真美沢公園は、この池を見下ろす東の丘に位置し、公園内や池の畔からは、池の上を走る列車を眺めることができます。

バス路線
黒松駅は、地下鉄とバスの乗り継ぎを想定した駅ではありませんが、当駅から南東方面に「旭丘堤二丁目」停留所、北西方面に「黒松一丁目」停留所があります。

隣の駅

仙台市地下鉄

■南北線

八乙女駅 (N02) - 黒松駅 (N03) - 旭ヶ丘駅 (N04)

外部リンク
黒松駅 - 仙台市交通局

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