13 (ブラック・サバスのアルバム)

『13』は、イギリスのヘヴィメタルバンド、ブラック・サバスが2013年に発表した19枚目のスタジオ・アルバムです。1995年の『フォービドゥン』以来、実に18年ぶりの新作として、大きな注目を集めました。

特に、オリジナル・メンバーであるオジー・オズボーンが1978年の『ネヴァー・セイ・ダイ』以来、ギーザー・バトラーが1994年の『クロス・パーパシス』以来の参加となり、往年のファンを歓喜させました。しかし、同じくオリジナル・メンバーであったドラムスのビル・ワードは、残念ながら本作には参加していません。

アルバムは、イギリスでは1970年の『パラノイド』以来、43年ぶりとなる1位を獲得。アメリカでは、バンド史上初の1位に輝くという快挙を達成しました。これは、ブラック・サバスの長いキャリアの中でも特筆すべき成功と言えるでしょう。

2017年にバンドは解散しており、本作が最後のスタジオ・アルバムとなりました。それだけに、ファンにとっては特別な意味を持つ作品となっています。

収録曲は以下の通りです。

1. エンド・オブ・ザ・ビギニング (End of the Beginning)
2. ゴッド・イズ・デッド? (God Is Dead?)
3. ローナー (Loner)
4. ツァイトガイスト (Zeitgeist)
5. エイジ・オブ・リーズン (Age of Reason)
6. リヴ・フォーエヴァー (Live Forever)
7. ダメージド・ソウル (Damaged Soul)
8. ディア・ファーザー (Dear Father)
9. ナイーヴテイ・イン・ブラック (Naïveté in Black) (ボーナス・トラック)

アルバムには、以下のメンバーが参加しています。

オジー・オズボーン (ボーカル、ハーモニカ)
トニー・アイオミ (ギター)
ギーザー・バトラー (ベース)
ブラッド・ウィルク (ドラム、パーカッション) ※セッション・メンバー

『13』は、ブラック・サバスの集大成とも言える作品であり、ヘヴィメタル史に残る重要なアルバムの一つとして、今後も語り継がれていくことでしょう。

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