1770年

1770年の年次報告

1770年は、西暦における平年であり、グレゴリオ暦においては月曜日から始まりました。この年は多くの重要な歴史的出来事や出生、死去がありました。以下に、1770年に起こった主な出来事や関連する情報について詳細に解説します。

年の概要

• - 干支: 庚寅（かのえとら）
• - 日本: 明和7年
• - 帝紀: 皇紀2430年
• - 中国: 清の乾隆35年
• - 朝鮮: 英祖46年
• - ベトナム: 後黎朝の景興31年
• - 仏滅紀元: 2312年 - 2313年
• - イスラム暦: 1183年 - 1184年
• - ユダヤ暦: 5530年 - 5531年
• - ユリウス暦: 1769年1[[2月]]21日 - 1770年1[[2月]]20日

主な出来事

1770年には、さまざまな地域で重要な出来事が発生しました。

1月

• - 1月18日: カナリア諸島でオーロラが目撃されました。
• - 1月28日: イギリスでノース卿が首相となる内閣が成立しました。これは1782年まで続きました。

3月

• - 3月5日: ボストン虐殺事件が発生し、五人の市民が亡くなりました。

4月

• - 4月: 日本では、徒党強訴逃散の高札が出され、密告者に褒賞を与える内容でした。
• - 4月20日: ジェームズ・クックがオーストラリアの東岸に到達しました。
• - 4月29日: ジェームズ・クックの一行がオーストラリアに上陸し、イギリス領として宣言しました。

5月

• - 5月23日 (明和7年4月28日): 後桜町天皇が譲位し、第118代の後桃園天皇が即位しました。

8月

• - 8月21日: ジェームズ・クックがニューサウスウェールズをイギリスの領有地として正式に宣言しました。

9月

• - 9月17日 (明和7年7月28日): 日本各地でもオーロラが観測されました。

その他の出来事

• - エティエンヌ・ピヴェール・ド・セナンクールやルクセル彗星が観測されるなど、科学的な成果もありました。フランス東インド会社はこの年に解散しました。さらには、イギリスがイラクのバスラに拠点を設けました。

重要な人物の出生

1770年には多くの著名な人物が生まれています。以下にその一部を示します。

• - 1月10日: シャルル・アンドレ・メルダ（フランス革命期の軍人）
• - 1月25日: フランシス・バーデット（イギリスの政治家）
• - 3月20日: フリードリヒ・ヘルダーリン（ドイツの詩人）
• - 4月7日: ウィリアム・ワーズワース（イギリスの詩人）
• - 8月1日: ウィリアム・クラーク（アメリカの探検家）

死去した著名人

また、この年には多くの著名人が亡くなっています。

• - 2月12日: クリストファー・ミドルトン（航海者）
• - 3月11日 (明和7年2月14日): 大石大三郎（広島藩士）
• - 4月28日: バレエダンサーのマリー・カマルゴ
• - 7月2日 (明和7年6月10日): 鍋島重茂（佐賀藩主）

1770年は、さまざまな出来事や文化の発展が見られた年であり、その影響は現代に至るまで続いています。この年に起こった出来事や誕生した人物は、歴史の中で重要な役割を果たしています。

もう一度検索