2021年のカンザスシティ・ロイヤルズ

2021年カンザスシティ・ロイヤルズの戦績

2021年、カンザスシティ・ロイヤルズは球団創設53年目のシーズンを迎えました。本拠地カウフマン・スタジアムでの戦いは48年目。マイク・マシーニー監督が2年目を迎え、アメリカンリーグ中地区での戦いに挑みました。

シーズンオフの動き

前シーズンは26勝34敗で中地区4位に終わったロイヤルズ。オフには戦力補強として、オークランド・アスレチックスからFAとなっていたベテラン左腕マイク・マイナー、クリーブランド・インディアンスからFAのカルロス・サンタナを獲得し、チームの立て直しを図りました。

シーズン開幕、そして閉幕

期待を背負って開幕した2021年シーズンでしたが、10月3日に全日程を終え、結果は74勝88敗で地区4位。残念ながらポストシーズン進出はなりませんでした。

しかし、チームには明るいニュースもありました。ウィット・メリフィールドが最多盗塁のタイトルを獲得し、サルバドール・ペレスは48本塁打を放ち、自身初の本塁打王に輝きました。ペレスの48本塁打は、球団捕手としてのシーズン本塁打記録を更新するものでした。

シーズン終了後、ウェイド・デービス、ジェシー・ハン、グレッグ・ホランド、アービン・サンタナがFAとなりました。

個人成績とタイトル

サルバドール・ペレス
最多本塁打（48本）
最多打点（121打点）

ウィット・メリフィールド
最多盗塁（40盗塁）

表彰

サルバドール・ペレス
シルバースラッガー賞（捕手）

アンドリュー・ベニンテンディ
ゴールドグラブ賞（左翼手）

マイケル・テイラー
ゴールドグラブ賞（中堅手）

達成記録

4月18日 - グレッグ・ホランドが通算500試合登板を達成。（史上418人目）
5月25日 - カルロス・サンタナが通算250本塁打を達成。（史上238人目）

まとめ

2021年のロイヤルズは、チームとしてはポストシーズン進出を逃しましたが、サルバドール・ペレスとウィット・メリフィールドという2人のスター選手の活躍が光りました。特に、ペレスの捕手としての爆発的な本塁打数は、多くのファンを魅了しました。来シーズン以降のチームの躍進に期待がかかります。

参考情報

The official site of Kansas City Royals （英語）
Baseball-Reference （英語）

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