823年

823年の出来事

823年は、ユリウス暦における平[[年]]で、日本では弘仁14年にあたります。この年は、皇位の変動や海外との交流など、様々な出来事がありました。

日本の出来事

2月：大宰府管内の諸国で公営田制が実施されました。これは、政府が直接管理する田地を拡大し、財政基盤を強化する政策の一環でした。
5月29日：嵯峨天皇が譲位し、大伴親王が践祚して第53代天皇・淳和天皇となりました。これにより、新たな天皇の時代が始まりました。
5月31日：正良王（後の第54代天皇・仁明[[天皇]]）が立太子しました。これは、次期天皇となる人物が公式に定められたことを意味します。
6月9日：淳和天皇が即位しました。これにより、嵯峨天皇から淳和天皇への皇位継承が完了しました。
1[[1月]]：渤海使が加賀に来着しました。これは、渤海との外交関係を示す出来事であり、当時の国際交流の一端を表しています。

その他の地域の出来事

中国：唐では長慶3年にあたります。この時代、唐は政治や文化の面で大きな影響力を持っていました。
渤海：渤海では建興5年にあたります。渤海は、東アジアにおいて独自の文化を築き上げた国でした。
新羅：新羅では憲徳王15年にあたります。新羅は、朝鮮半島において重要な役割を果たした国でした。
トゥルナン寺：トゥルナン寺に唐蕃会盟碑が建てられました。これは、唐とチベット間の平和条約を記念するもので、当時の国際関係を物語っています。

誕生

6月13日：カロリング朝西フランク王国の初代国王となるシャルル2世が誕生しました。シャルル2世は、西ヨーロッパの歴史において重要な人物です。
藤原良世：平安時代の公卿である藤原良世が誕生しました。藤原良世は、当時の政治において重要な役割を果たしました。

死去

6月6日：奈良時代から平安時代にかけて活躍した征夷大将軍、公卿の文室綿麻呂が亡くなりました。文室綿麻呂は、蝦夷征討などで功績を挙げた人物です。

その他の情報

干支：癸卯
皇紀：1483年
* 檀紀：3156年


823年は、日本だけでなく、東アジア全体で様々な出来事があった年でした。この年の出来事を振り返ることで、当時の社会や文化、国際関係について理解を深めることができます。

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