『BT』は、日本のロックバンド
BUCK-TICKによる2作目のベスト
アルバムにあたります。この
アルバムは、
1999年3月20日にJVCケンウッド・
ビクターエンタテインメントのHAPPY HOUSEレーベルからリリースされました。バンドが
1987年から
1996年までビクターに在籍している期間にリリースされた楽曲を収録しています。
コンセプトと収録内容
本作には、ビクター期間中にリリースされた全
シングルの表題曲と、そのほとんどの
カップリング曲が収められています。また、各
アルバムから1曲または2曲を選定し、
アルバム初収録曲も含まれています。特に、
1995年に発表されたベスト
アルバム『
CATALOGUE 1987-1995』の収録曲は、全て本作に再録されています。
この
アルバムは、ビクターインビテーションレーベルに属したバンドによるものでありながら、リリースはHAPPY HOUSEから行われたことに留意が必要です。収録される
シングル曲は、オリジナル
アルバム版に基づくものの、すべて
シングルバージョンに基づいています。
未収録曲について
シングルの
カップリング曲で、本作に収録されていないのは、「die」に収録された「darker than darkness (live)」と「die (live)」の2曲だけです。限定版として発売された際は、ビクター在籍時の写真を集めたフォトブックが付属しており、歌詞カードブックレットとしての役割も果たしています。さらに、当時のディスコグラフィーも掲載されているため、ファンにとっては貴重な資料となっています。
再発売とリマスター
2007年に発売されたビクター在籍時代の
アルバムの紙ジャケット版において、本作も再リリースされましたが、特筆すべき点は、リマスター処理が行われなかったことです。
収録曲の一覧
DISC-1
DISC-2
参加ミュージシャン
以上が
アルバム『BT』の概要と内容です。
BUCK-TICKの多様な音楽スタイルを堪能できる一枚となっており、ファンはもちろん新たなリスナーにも楽しんでいただける
アルバムです。