CA006

EXILIMケータイ CA006は、[カシオ計算機]]とNECカシオ モバイルコミュニケーションズ（現・日本電気]）が共同で開発し、[[KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。

特徴

CA005の後継機種として登場し、EXILIMケータイシリーズでは唯一、ハイビジョンムービー撮影機能とWi-Fi WINに対応しています。カメラの画素数自体は先代機種と大きな差はないものの、画像処理能力が向上しました。また、IPX5/IPX8相当の防水性能、IP5X相当の防塵性能を備え、堅牢性も高められています。開発元は本機種よりNECカシオ モバイルコミュニケーションズとなりました。

デザイン面では、従来のEXILIMケータイと同様に、カメラレンズ周りのリングやEXILIMのロゴが背面に大きく配置されています。一方、前面はサブディスプレイを廃したシンプルなデザインとなっています。シリーズ共通の2軸折りたたみ機構も継承しており、メインディスプレイを外側に反転させて折りたたむことで、側面のカメラ操作ボタンを使い、デジタルカメラのように扱うことができます。

先代のCA005が起伏の少ない滑らかなデザインだったのに対し、CA006ではカメラ側に分割ラインやグリップが設けられ、過去のW63CAを彷彿とさせるスポーティなデザインに回帰しました。また、薄型化を追求した先代モデルの厚みが14.5mm（レンズ部分を除く）だったのに対し、本機では16.9mmと若干厚くなっています。

プリセットされた3種類のEZケータイアレンジはCA005から引き継がれており、先代で採用されたアヒルの浴玩をモチーフにした「ahiru」テーマも、デザインを変更しつつ継続して採用されています。

本機は、同社製のCDMA2000 1xEV-DO Rev.AおよびKCP+に対応した音声端末としては最終機種となります。また、カシオ製のWi-Fi WIN対応端末としても事実上の最終機種となりました。

沿革

2010年10月18日 - KDDI、カシオ計算機、NECカシオ モバイルコミュニケーションズより公式発表。
2010年12月3日 - 関東・中国地区を除く地域で先行発売。
2010年12月4日 - 関東・中国地区で発売。
2014年6月30日 - Wi-Fi WINサービス終了。

主な機能・対応サービス

防犯ブザー

不具合

2010年12月22日 - ケータイアップデートにより以下の不具合が修正されました。
EZwebやLISMO利用中にキー操作ができない場合がある。
2011年2月24日 - ケータイアップデートにより以下の不具合が修正されました。
カバンやポケット内で意図せずサイドキーが押された状態になると、電池の消費が早くなることがある。
EZwebで特定のサイトにアクセスするとリセットすることがある。

関連項目

CA005'>CA005
EXILIM
カシオ計算機'>カシオ計算機
Wi-Fi WIN
Mobile Hi-Vision CAM Wooo - 同キャリア向けのハイビジョンムービー撮影対応端末一号機

外部リンク

製品アーカイブ EXILIMケータイ CA006（au） - ウェイバックマシン（2012年2月5日アーカイブ分）
* CA006 (CASIO)

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