DDG (プロレス興行)

DDG - Dramatic Dream Gate

DDG（ディー・ディー・ジー）は、DDTプロレスリングとDRAGON GATEの共同によって開催されたプロレスイベントです。最初の大会は2007年4月18日に新宿FACEで行われ、824人の観客が詰めかけました。このイベントは様々な形式の試合が組み込まれ、プロレスファンにとって忘れられない一日となりました。

初回大会の試合結果

初日のメインイベントは、HARASHIMA、MIKAMI、KUDOのチームが、マット・サイダル、横須賀享、斎藤了のチームを相手にした6人タッグマッチでした。この試合は19分58秒にわたり、最後は蒼魔刀による決め技で、HARASHIMAたちが勝利を収めました。

他の試合では、飯伏幸太がB×Bハルクを相手にシングルマッチを行い、フェニックススプラッシュで勝ち上がりました。また、セミファイナルではCIMAが男色ディーノをシュバインで制しました。これらの試合は緊迫感があり、各レスラーの魅力が存分に発揮されました。

続いて、これに続く大会となる「DDGリターンズ」は、2008年4月6日に後楽園ホールで開催され、観客数は2000人に達しました。この大会も非常に多彩な試合が組まれました。多くのファンが駆けつけ、この日の試合の数々を楽しみました。特に注目されたのがゴージャス松野とハリウッドストーカー市川の特別シングルマッチで、両者は同時にタオル投入となり、試合はTKOに終了しました。

その後、第6試合ではHARASHIMA、飯伏幸太、アントーニオ本多が、B×Bハルク、鷹木信悟、サイバー・コングチームに挑み、20分37秒の戦いの末、パイナップルボンバーで勝利しました。この模様はファンの記憶に強く残っています。

帰ってきたDDGの開催

さらに、2012年には「帰ってきたDDGリターンズ」が行われ、東成区民センターで501人が集まりました。ここでは特別なダークマッチが行われ、ドン・マイケルとハリウッドストーカー市川が激闘を繰り広げました。この試合の特別レフェリーにはゴージャス松野が起用され、特異な試合運びが展開されました。

この大会でも印象的な試合が目白押しで、メインイベントではHARASHIMA、KUDO、入江茂弘、望月成晃がサイバー・コング、谷崎なおき、Kzy、問題龍と対戦。レフェリーへの暴行によって反則負けを喫しましたが、その熱い戦いはファンの心を掴みました。

DDGシリーズはそのユニークな試合形式と選手たちの技術の高さで、多くのプロレスファンに支持されました。プロレスの興行が再び盛り上がりを見せる中、我々はこれらの歴史的な大会を振り返りつつ、未来の開催を楽しみにしています。

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