ISW11SC

GALAXY S II WiMAX ISW11SC 概要

GALAXY S II WiMAX ISW11SC（ギャラクシー エスツー ワイマックス あいえす だぶりゅ いちいち えすしー）は、韓国のサムスン電子が開発し、au向けに提供されたスマートフォンです。これはKDDIおよび沖縄セルラー電話のISシリーズの一部であり、CDMA 1X WINに対応したストレート型端末です。製造型番はSCI11、メーカー型番はSCH-J001です。

このモデルは、au向けのGALAXYシリーズの最初の製品であり、同時に+WiMAX（モバイルWiMAX）に対応する唯一の機種です。そのため、Wi-Fiテザリング機能も搭載しており、モバイル環境でも快適なネット接続を提供します。

特徴

GALAXY S II WiMAXには、グローバルモデルは存在せず、デザインは韓国で販売される「Galaxy S II HD LTE」からインスパイアを受けています。また、auとして初めてNFC機能に対応していますが、おサイフケータイには未対応です。

この端末では、ICカードは通常サイズのものが使用され、オレンジ色のver.001と茶色と白のストライプのver.002があります。NFC機能を利用するにはver.002のカードが必要となりますが、既存のカードを使用する際はロック解除が不要です。

ユーザーインターフェースには、独自のTOUCHWIZ 4.0 UXが搭載され、新書体のauロゴが印刷されています。防水機能はないものの、スマートフォンとして必要な機能が充実しており、特定のアプリはあらかじめインストールされています。特にKDDI Eメールアプリは、この機種で新たにアップグレードされ、着信音の設定が自由に行える点が注目されています。

歴史

この機種は2012年1月16日にKDDIとサムスン・テレコミュニケーションズ・ジャパンによって正式に発表され、1月20日にはノーブルブラックモデルが全国で発売されました。その後、セラミックホワイトやシャイニーマゼンタのバリエーションも登場し、春夏モデルとして展開されました。

さらに、いくつかのソフトウェアアップデートを経て、機能の改善が行われ、特にAndroid 4.0.4へのバージョンアップ時にはGPS機能が一時的に使用できなくなるというトラブルがありましたが、その後の再アップデートにより解消されています。

特に印象的な機能

このスマートフォンには、PC向けのWebブラウザが標準装備されており、Flashコンテンツの表示にも対応しています。また、安心セキュリティパックのフル対応があり、ユーザーのセキュリティを強化しています。数多くのプリインストールアプリが用意されており、使い始めから快適な操作が可能です。関連するアプリとしてはSkypeやau one Friends Note、Samsung Appsなどがあります。

結論

GALAXY S II WiMAX ISW11SCは、auの革新を象徴する端末であり、さまざまな先進機能を搭載しています。このモデルは、スマートフォンの利用シーンを広げることができ、特にテザリング機能や多様なアプリケーションにより、ユーザーにとって非常に便利な選択肢となっています。携帯電話の未来を考える上で、重要な位置を占める製品です。

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