K-1 WORLD GP 2008 IN YOKOHAMA

K-1 WORLD GP 2008 IN YOKOHAMA 大会リポート

2008年4月13日、横浜アリーナを舞台に開催された格闘技イベント「K-1 WORLD GP 2008 IN YOKOHAMA」。

今大会では、K-1ヘビー級のトップファイターたちが激突し、数々のドラマが生まれました。

大会概要

今大会の目玉は、何と言ってもマーク・ハントのK-1復帰戦でした。かつてK-1で活躍したハントが、現スーパーヘビー級王者セーム・シュルトに挑戦。しかし、シュルトの圧倒的な実力の前に、KO負けを喫し、王座奪還はなりませんでした。

また、日本のエース武蔵と、新鋭・澤屋敷純一による世代交代マッチも注目を集めました。澤屋敷は果敢に攻めましたが、武蔵の壁は厚く、KO負け。世代交代は実現しませんでした。

極真世界王者として実績を持つエヴェルトン・テイシェイラがK-1に初参戦。藤本祐介との対戦では、延長ラウンドまでもつれ込む激戦を制し、KO勝利を飾りました。その実力をK-1の舞台でも証明しました。

さらに、グラウベ・フェイトーザがアレックス・ロバーツを衝撃的なブラジリアンキックでKO。バダ・ハリの持つヘビー級王座への挑戦に向けて、大きくアピールしました。

試合結果詳細

以下に、今大会の全試合結果を詳細にまとめました。

オープニングファイト

第1試合: 高萩ツトム vs. キム・ギョンソック → 高萩が2R KO勝利
第2試合: 中迫強 vs. 佐藤匠 → 中迫が判定勝利

本戦

第1試合: 榎田洸之 vs. 立川隆史 → 榎田が1R KO勝利
第2試合: アレキサンダー・ピチュクノフ vs. ハリッド"ディ・ファウスト" → ピチュクノフが延長判定勝利
第3試合: 野田貢 vs. ピーター・ボンドラチェック → 野田が2R KO勝利
第4試合: 前田慶次郎 vs. マイティ・モー → 前田が延長判定勝利
第5試合: グラウベ・フェイトーザ vs. アレックス・ロバーツ → フェイトーザが2R KO勝利
第6試合: バダ・ハリ vs. レイ・セフォー → ハリが1R KO勝利
第7試合: 武蔵 vs. 澤屋敷純一 → 武蔵が2R KO勝利
第8試合: エヴェルトン・テイシェイラ vs. 藤本祐介 → テイシェイラが延長2R KO勝利
* 第9試合: セーム・シュルト vs. マーク・ハント → シュルトが1R KO勝利

大会の総括

K-1 WORLD GP 2008 IN YOKOHAMAは、ベテランと新鋭が激突し、世代交代の波を感じさせる大会となりました。マーク・ハントの復帰戦や、エヴェルトン・テイシェイラの参戦など、見どころ満載で、K-1ファンにとって記憶に残る大会となりました。

この大会を機に、K-1は更なる盛り上がりを見せ、新たなスターが誕生していくことでしょう。

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