KOBEプロレスフェスティバル

KOBEプロレスフェスティバル

KOBEプロレスフェスティバルは、日本のプロレス団体DRAGON GATEが主催する、年に一度のビッグマッチとして知られています。「年間最大のビッグマッチ」、「年に一度の真夏の祭典」とも呼ばれ、多くのプロレスファンから熱い支持を受けています。

概要

この興行は、毎年6月から7月頃（2020年は新型コロナウイルスの影響で11月開催）に神戸ワールド記念ホールで開催されるDRAGON GATE最大規模のイベントです。前身の闘龍門JAPAN時代から、この会場での興行は1999年に始まりました。2006年からは現在の「KOBEプロレスフェスティバル」という名称で固定され、DRAGON GATEの看板興行として定着しました。

初回開催では5,100人を動員し、その後も観客動員数を着実に伸ばし続け、2003年には初の超満員札止めを記録しました。2005年を除き、以降の全興行で超満員札止めを達成しています。このことからも、その人気と注目度の高さが伺えます。

中継については、GAORAによるPPV生放送と、関西テレビやMBSテレビによる特別番組で放送され、会場に来られないファンも熱戦の模様を楽しむことができます。

2021年と2022年は、2日間にわたって開催されました。2021年初日は「KOBEプロレスフェスティバル2021」、2日目は「SPEED STAR FINAL −吉野正人引退大会−」、2022年初日は「DRAGONGATE KOBE WORLD 2022 −ウルティモ・ドラゴンデビュー35周年記念大会−」、2日目は「KOBEプロレスフェスティバル2022」という名称で開催されました。

各興行結果

以下に過去の各興行結果を示します。観客動員数は、その人気の変遷を物語っています。

1999年：日本縦断ドラゴンキャラバン'99 (1999年7月11日、5,100人（満員）)
2000年：Dragon Storm 2000 (2000年6月4日、6,500人（満員）)
2001年：III er Anicersario (2001年7月1日、6,700人（満員）)
2002年：III er Aniversario (2002年7月7日、6,900人（満員）)
2003年：IVrt Aniversario (2003年6月29日、7,500人（超満員札止め）)
2004年：Vo Aniversario (2004年7月4日、8,000人（超満員札止め）)
2005年：プロレスフェスティバル2005 in 神戸 (2005年7月3日、7,500人（超満員）)
2006年 (2006年7月2日、8,500人（超満員札止め）)
2007年 (2007年7月1日、8,500人（超満員札止め）)
2008年 (2008年7月27日、9,000人（超満員札止め）)
2009年 (2009年7月19日、9,000人（超満員札止め）)
2010年 (2010年7月11日、9,300人（超満員札止め）)
2011年 (2011年7月17日、9,400人（超満員札止め）)
2012年 (2012年7月22日、9,500人（超満員札止め）)
2013年 (2013年7月21日、9,600人（超満員札止め）)
2014年 (2014年7月20日、9,650人（超満員札止め）)
2015年 (2015年7月20日、9,650人（超満員札止め）)
2016年 (2016年7月24日、9,800人（超満員札止め）)
2017年 (2017年7月23日、9,800人（超満員札止め）)
2018年 (2018年7月22日、4,952人)
2019年：Presented by バルサン (2019年7月21日、5,365人（満員）)
2020年 (2020年11月15日、2,386人)
2021年 (2021年7月31日/8月1日、2,396人（初日）/3,580人（2日目/札止め）)
2022年 (2022年7月30日/7月31日、1,915人（初日）/2,515人（2日目）)
2023年 (2023年7月2日、5,150人（札止め）)
2024年 (2024年7月21日、4,795人（超満員）)

備考

メインイベント最多出場者はCIMAで、その回数は10回に及びます。CIMAは、このイベントの歴史を語る上で欠かせない選手の一人です。望月成晃、ドン・フジイ、堀口元気、横須賀ススムは、2024年現在、全26大会に皆勤出場しており、その功績は特筆に値します。

2020年大会は、新型コロナウイルスの影響により、例年の夏開催から秋開催へと変更されました。この変更は、社会情勢の変化に対応したものでした。

関連事項

このイベントを語る上で、以下の事項も重要です。

DRAGON GATE：主催団体
神戸ワールド記念ホール：開催会場
CIMA：最多メインイベント出場者
マグナムTOKYO、望月成晃、鷹木信悟、B×Bハルク、土井成樹、吉野正人、YAMATO、Ben-K、吉岡勇紀：主要選手
新日本プロレス：他団体との関連性
レッスルキングダム、WRESTLE GRAND SLAM：新日本プロレスの主要イベント

出典

この文章は、以下の情報を元に作成しました。

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