P821i

Super Doccimo P821i (スーパー ドッチーモ ピー はち にー いち アイ)について

Super Doccimo P821iは、松下通信工業（現[パナソニック モバイルコミュニケーションズ]]）が開発し、NTTドコモから発売された第二世代携帯電話]と[PHS]に対応した端末です。[[2000年に登場した「スーパードッチーモ」シリーズの一機種で、携帯電話とPHSの両方の機能が1台に集約されている点が大きな特徴です。

この端末は、松下通信工業にとって最初で最後のスーパードッチーモであり、シリーズの最終モデルとして発売されました。松下が得意とする小型ストレート型のデザインを採用し、当時としては比較的大型のモノクロ液晶ディスプレイを搭載していました。操作性においては、同じスーパードッチーモシリーズであるNECのN821iと共通のユーザーインターフェース(UI)が採用されており、従来の松下製端末とは異なる操作感が特徴的でした。また、着信メロディに関しても、従来の松下製端末で採用されていたPCM音源3和音ではなく、N821iと同じFM音源4和音が用いられています。

Super Doccimo P821iの歴史

Super Doccimo P821iは、以下の様な歴史を辿っています。

2000年5月17日: テレコムエンジニアリングセンターによる技術基準適合証明の工事設計認証を取得（工事設計認証番号WAA0071、JZAA0083）。
2000年6月1日: 電気通信端末機器審査協会による技術基準適合認定の設計認証を取得（設計認証番号A00-0512JP、J00-0132）。
2000年8月31日: NTTドコモから正式に発表。
2000年9月8日: 発売開始。
2008年1月7日: PHSサービスが終了したため、この日以降はmova（携帯電話）サービスのみ利用可能となる。
2012年3月31日: movaサービスが終了し、Super Doccimo P821iは全ての通信サービスが利用不可となる。

このように、Super Doccimo P821iは、NTTドコモの第二世代携帯電話およびPHSサービスの両方をカバーする端末として登場しましたが、サービス終了に伴い、その役割を終えることになりました。

関連情報

N821i: Super Doccimo P821iと同時期に発売されたNEC製のスーパードッチーモ端末で、共通のUIや着信メロディなどの特徴を持つ。

参考情報

ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P821i

このページでは、Super Doccimo P821iの詳細な情報が掲載されています。

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