PEDRO

PEDRO：アユニ・D率いるロックバンドの軌跡

PEDROは、人気音楽グループBiSHのメンバーであるアユニ・Dが中心となって2018年に結成されたソロプロジェクトです。アユニ・Dがボーカルとベースを担当し、ギターとドラムにはサポートメンバーが参加するバンド形態で活動しています。所属事務所は株式会社浪漫惑星、レーベルはEMI Recordsです。

PEDROの始まりは、BiSHの他のメンバーであるアイナ・ジ・エンドとセントチヒロ・チッチのソロデビューと時を同じくして、突如として発表された1stミニアルバム『zoozoosea』でした。このサプライズリリースと、それに伴うドキュメンタリー映像の公開は、大きな話題を呼びました。

その後、ギターに田渕ひさ子（元ナンバーガール）、ドラムに毛利匠太を迎えた3ピースバンドとして、東京・新代田FEVERで初ライブを開催。ミニアルバムの楽曲に加え、アユニ・D初の作詞曲やナンバーガールの代表曲のカバーも披露し、高い音楽性を示しました。

2019年にはEMI Recordsに移籍し、初のフルアルバム発売と全国ツアー、さらにファンクラブサイト開設を発表。活動はますます活発化していきます。エイプリルフールには、お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹がボーカルとして加入するというサプライズ企画もありましたが、これは短期間で幕を閉じ、その後「無問題」という新曲が発表されました。

2020年には、新型コロナウイルスの影響で全国ツアーが中止となるも、無観客ライブをYouTubeで配信するなど、積極的に活動の場を模索。クラウドファンディングも成功させました。翌2021年には、WACK所属アーティストとして初めて日本武道館でワンマンライブを開催するなど、大きな成功を収めました。

しかし、2021年9月には無期限の活動休止を発表。充電期間を経て、2023年6月、東京・新代田FEVERでシークレットライブを開催し、約1年半ぶりに活動を再開しました。サポートメンバーは、ギターに田渕ひさ子、ドラムにゆーまお(ヒトリエ)に交代しています。

活動再開後は、ラジオへの出演や、2024年にはライブ映像作品を定額配信するサービス『PEDRO TV』を開設するなど、多方面で活動を展開しています。さらに、2024年7月にはプロ野球オールスターゲームの試合開始前セレモニーでアユニ・Dが国歌独唱を務めるという、大きな話題を呼びました。

PEDROは、アユニ・Dの個性的なボーカルと、サポートメンバーとの強力な演奏、そして独特の世界観を持つ楽曲が魅力です。活動休止期間を経て、さらに進化を遂げたPEDROの今後の活動から目が離せません。

ディスコグラフィ

PEDROは、ミニアルバム、フルアルバム、配信限定シングルなど、数多くの楽曲を発表しています。これらはオリコンランキングでも高い順位を獲得しており、音楽ファンの間で高い評価を得ています。また、ライブ映像作品もリリースされており、ライブパフォーマンスの臨場感を楽しむことができます。

メディア出演

PEDROは、ラジオ番組への出演も積極的に行っています。これまでに、J-WAVE『THE KINGS PLACE』、エフエム福岡『PEDROのセロトニンラジオ』、ニッポン放送『PEDROのオールナイトニッポンX』など、様々な番組に出演し、アユニ・Dのパーソナリティや音楽への想いを発信してきました。

その他

雑誌『bis』や『ベース・マガジン』への連載など、音楽活動以外でも活躍の場を広げています。2024年には『オレンジページ』で料理の連載も開始するなど、多岐にわたる才能を発揮しています。

PEDROの今後の活動に期待しましょう。

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