RISINGON

RISINGON Fighting Championship (ライジングオン・ファイティング・チャンピオンシップ)

RISINGON Fighting Championshipは、日本の総合格闘技団体です。2009年12月29日に旗揚げされ、関西を中心にオクタゴン（八角形金網）を使用する総合格闘技大会として知られています。特に中・軽量級の試合に力を入れている点が特徴です。運営は、田邊敦史氏が代表を務める株式会社VERSUSによって行われています。

概要

RISINGONは、以前は「PowerGate」という名前で、リングを使用した総合格闘技やキックボクシングの興行を行っていました。しかし、2009年9月までの活動を終え、世界の総合格闘技のトレンドを考慮し、オクタゴンを導入。同時に団体名もRISINGONに変更しました。

この変更には、関西の格闘技界の状況や、格闘技イベントの地方分権化を目指すという背景があります。関東主導の中央集権的なスタイルではなく、各地方から世界に挑戦できるようなシステムを構築するという理念のもと、RISINGONは誕生しました。ワールドスタンダードのオクタゴンを使用し、インターネットを活用した独自の映像配信など、次世代の格闘技ビジネスモデルを追求しています。

ネットでの映像配信

ジャナク株式会社内のわいわいテレビ事業部の協力により、格闘技＆バラエティのウェブサイトEASTENDが、メンバーの岩倉豪氏をプロデューサーとして、2009年11月24日からウェブ番組「EASTEND-TV」を放映開始しました。この番組は、沖縄・大阪・東京・九州など、一般にはあまり知られていない格闘技興行を中心に、ネット格闘技番組Stickam JAPAN!やYouTubeなどで配信されている番組と連携し、EASTEND-TVのスペシャルバージョンとして、2010年4月11日に大阪高石市アプラホールで開催された「RISINGON2 〜神風〜」から、株式会社バーサスの全面協力のもと、ラウンドガールやストラッサー起一などをゲストに迎え、インターネット動画配信のオフィシャルサイトとなりました。同年5月8日からは、YouTubeでの関西からの世界配信を開始しました。

ルール

試合はオクタゴンで行われ、ノンタイトル戦は5分2ラウンド、タイトルマッチは5分3ラウンド制です。シューズの着用は禁止されています。

階級・王座

RISINGONでは、以下の階級で王座が設けられています。

フェザー級（65.77kg以下）
初代王者：尾崎大海
第2代王者：金山康宏
第3代王者：キム・スーチョル
ウェルター級（77.11kg以下）
初代王者：グッドマン田中
第2代王者：長岡弘樹
第3代王者：マキシマムザ僚君
ライト級（70.03kg以下）
初代王者：柴博
第2代王者：ジプシータロー
フライ級（56.7kg以下）
初代王者：伊是名秀宣

リーグ対抗戦

全国各地で行われている小中規模の格闘技大会とMMAリーグとの対抗戦も企画・実施されています。2010年7月12日には、第50回沖縄TENKAICHI Super FightでRISINGONフェザー級王者の尾崎大海選手と熊沢伸哉選手（闘心ジム）、安谷屋選手（闘心ジム）と岡田剛史選手（TKエスペランサ）の対戦が行われ、結果は1-1の引き分けとなりました。岡田選手は怪我のため、安谷屋選手との再戦が2011年にRISINGONで行われる予定でした。

また、2010年8月8日にはRISINGON 3にて、MMAリーグ対抗戦を兼ねて、グッドマン田中選手（グッドマンジム）とレアンドロ・クサノ選手（天下一スタジアム）によるRISINGONミドル級王者決定戦が行われました。

2010年11月3日には、格闘技大会「激突III」においてMMAリーグ対抗戦として4試合が行われ、RISINGONが3-1で勝利しました。

第1試合（MMAルール・65kg級）：堂本英文 vs. 小鈴靖（小鈴靖が1R 1分8秒 チョークスリーパーでKO勝ち）
第3試合（MMAルール・77kg級）：大櫃達也 vs. アンドレ・マフェトニ（アンドレ・マフェトニが判定2-0で勝利）
第6試合（MMAルール・70kg級）：久保慶周 vs. 臼杵広道（臼杵広道が1R 2分51秒 チョークスリーパーでKO勝ち）
第9試合（MMAルール・70kg以下契約）：西方清信 vs. 真実語（西方清信が判定2-0で勝利）

外部リンク

公式サイト
わいわいテレビ（STICKAM)
わいわいテレビ
* SHERDOG大会データ

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