SH-07E

AQUOS PHONE si SH-07E

AQUOS PHONE si SH-07Eは、NTTドコモが提供する次世代のスマートフォンで、シャープによって開発されました。このデバイスは、第3.9世代移動通信システム（Xi）および第3世代移動通信システム（FOMA）をサポートしており、デュアルモード端末としての特性を備えています。

概要

SH-07Eは、SH-01Eの後継機種ですが、実際にはSH-01EのデザインとSH-04E・SH-06Eの性能を併せ持っています。キャッチコピーは「毎日使うからこそ感じる心地よい存在感」であり、まさに日常使いに適したデザインが特徴です。

ディスプレイは、一次機種であるSH-01EのqHDからHDにアップグレードされており、画面の幅は約59mmで変わらず保たれています。以前のモデルのオンスクリーンボタンを排除し、このモデルでは画面外に配置された静電容量式のタッチボタンが採用され、これにより4.3インチのすべての画面が表示領域として利用可能になっています。

ただし、SH-07Eはフルセグ放送受信やおくだけ充電には非対応となっています。液晶に関しては、兄弟機のSH-06EがIGZO液晶を使っている一方で、本機種はS-CG Silicon液晶システムを搭載しており、特に静止画表示時にCPUの画像転送を停止することで、省エネルギー性能の向上を実現しています。

カメラ機能

カメラには、シャープが新たに開発した裏面照射型CMOS「FEEL Photographer」が採用されており、F値1.9の明るいレンズを搭載しています。これにより、カメラの起動はわずか0.4秒で行われ、瞬間的な撮影が可能です。また、このデバイスは音楽再生にも優れており、Wolfson社の次世代音声処理LSIを搭載することで、高解像度のピュアな音楽再生を実現し、最大約75時間の連続再生を可能にしています。

コネクティビティ

ワンセグやNOTTVを視聴するためには、付属のアンテナ付きイヤホンケーブルN01を接続する必要がありますが、良好な電波環境下ではこれが必須ではありません。また、USBホスト機能も搭載しており、マウスやキーボード、USBメモリーといった外部機器の接続が可能です。

ソフトウェアとアップデート

SH-07Eには、Googleの標準アプリとともにメーカー提供のアプリがプリインストールされています。また、過去にいくつかのアップデートが行われており、HDRビデオ撮影機能の追加やタッチパネルの不具合の修正が含まれています。

歴史

このデバイスは、2013年5月15日にNTTドコモによって発表され、約1か月後の6月21日に発売が開始されました。技術の進化にともない、アップデートにより性能の向上や不具合修正が続けられています。

まとめ

AQUOS PHONE si SH-07Eは、シャープの技術を駆使した多機能なスマートフォンとして、日常生活に利便性を提供する製品です。省エネルギー性能や高速カメラ、多彩な音楽再生機能を兼ね備えたこの端末は、ユーザーに心地よい存在感と使いやすさを提供します。

もう一度検索