SH010

AQUOS SHOT SH010は、シャープが開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。このモデルは、前機種であるSH008の後継として、ハイエンドな位置づけで登場しました。

主な特徴

SH010は、SH008からいくつかの重要な変更点がありました。まず、サブディスプレイがメモリ液晶から有機ELディスプレイへと変更されました。これにより、より鮮明で美しい表示が可能になりました。また、SH008に搭載されていたインカメラは、SH010では非搭載となりました。タッチパネルは、SH008と同様にマルチタッチディスプレイが採用されています。

日本語入力機能も変更され、SH008まで採用されていたケータイShoin9から、iWnnへと切り替えられました。これにより、より快適で効率的な文字入力が可能になりました。

発売と販売終了

SH010は、2010年10月18日にKDDIおよびシャープから正式に発表され、同年11月5日に中国・九州地区を除く全国で一斉に発売されました。翌日には中国・九州地区でも発売が開始されましたが、2011年4月には販売を終了しました。さらに、2014年6月30日にはWi-Fi WINのサービスも終了しています。

SH008との相違点

SH010は、SH008から以下の点が変更されています。

インカメラの割愛
テレビ電話機能の割愛
タッチパネルによるフリック入力の割愛
サブ画面が常時表示可能な1.4インチメモリ液晶から1.0インチ有機ELに変更
動作パフォーマンスの若干の改善
Picasaウェブアルバムとの連携（Wi-Fi WIN使用時のみ）
日本語入力機能の変更（ケータイShoin9からiWnn IME SH editionへ）

これらの変更点により、SH010はSH008とは異なる使用感を提供する端末となりました。

主な機能・サービス

SH010には、以下のような便利な機能が搭載されていました。

FMトランスミッター
AQUOS Blu-rayレコーダー連携機能

これらの機能により、SH010は単なる携帯電話としてだけでなく、マルチメディア端末としての利用も可能でした。

関連情報

SH010は、AQUOS SHOTシリーズの一員であり、Wi-Fi機能も搭載していました。また、前機種のSH008や、後継機種であるSHF31（AQUOS K）も、関連性の高い機種として挙げられます。

外部リンク

SH010 (SHARP) - ウェイバックマシン（2010年10月21日アーカイブ分）
* SH010 (au) - ウェイバックマシン（2011年7月7日アーカイブ分）

これらの外部リンクは、SH010の詳細な情報を提供しており、興味のある方はぜひご覧ください。

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