Xperia Z3 (SoftBank)

Xperia Z3（SoftBank 401SO）



Xperia Z3（エクスペリア ゼットスリー）は、ソニーモバイルコミュニケーションズが開発した、ソフトバンクモバイルの第3.9世代移動通信システム「Hybrid 4G LTE」用のスマートフォンです。この機種は、SoftBankブランドとして初めてのXperia端末であり、ソニー・エリクソン時代にボーダフォンブランドで販売されたVodafone 802SE以来、10年ぶりに市場に投入された日本製のスマートフォンです。モデル番号は401SOとなります。

概要



Xperia Z3は、国内向けモデルと基本的な性能に関しては非常に近いものの、いくつかのデザイン面での違いがあります。特に、SoftBankのキャリアロゴは刻印されておらず、裏面にはおサイフケータイのロゴの代わりにNFCロゴが配置されています。このため、外見はグローバルモデルにより近いデザインが施されています。OSにはAndroid 4.4を搭載しており、2015年7月27日からはAndroid 5.0へのアップデートも可能ですが、初期のアップデートではテレビ機能に不具合が見つかり、一時的に中断される事態が発生しました。最終的に不具合は修正され、2015年8月13日から再びアップデートが可能となりました。また、同端末のキャッチコピーは「遂に、ソフトバンクから。このカメラに、世界は驚く。」となっています。

搭載アプリと機能



この端末は、さまざまなアプリや機能を搭載しており、日常の利用に便利です。ただし、Xperia Z3はau向けのSOL26やドコモ向けのSO-01Gと比較して、ソフトバンクの401SOではBluetoothテザリングが利用できないという制約があります。この制限は、ソフトバンクが定めるBluetoothテザリング対応機種としてサポートされていないためです。

歴史



Xperia Z3は国際的な舞台である「IFA 2014」で正式に発表され、当初から日本での販売も予告されていました。その後、2014年10月にはソフトバンクモバイルからの発表があり、同月には事前予約が開始されました。最終的には2014年11月21日に発売がスタートしています。

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