むりりん

むりりん

日本のイラストレーターであるむりりん氏は、主にパソコン向けアダルト美少女ゲームの分野で、原画やキャラクターデザインを手がけることで知られています。

活動とキャリア

むりりん氏は、2006年より人気アダルトゲームブランド「ゆずソフト」に所属し、同社の中心的なイラストレーターとして多くの作品に携わっています。ゆずソフト以前にも、複数のゲームブランドで原画を担当した経験があります。現在の活動名である「むりりん」は、以前所属していた会社の社長が、本名をもとに命名したとされています。

人物像と関連性

同じくイラストレーターであるこぶいち氏とは、画風に共通点が見られることが指摘されており、互いに影響を与え合っている様子がうかがえます。同人活動も精力的に行っており、「クロネコ缶」というサークル名でコミックマーケットなどの同人誌即売会に参加しています。特に近年は、こぶいち氏のサークル「茶常」と共同で同人誌を制作する機会が多く見られます。

主な担当作品

むりりん氏が原画やキャラクターデザインを担当したゲーム作品は多岐にわたります。

ゆずソフト以前の作品

ZERO
いたいけな彼女（2003年）
スタジオリング
ななみとこのみのおしえてA・B・C（2003年）
おやつのじかん（2004年）
夢みてナイト! -The Night of Beautiful Dreamer-（2005年）
スタジオメビウス
THE GOD OF DEATH（2005年）
TEAM-EXODUS（同人ゲーム）
しょうよん! コドモ☆ちゃれんじ（2005年）

ゆずソフトでの作品

ゆずソフトでは、設立初期から主要な原画家として活躍しています。多くの作品で複数のメインキャラクターを担当しています。

ぶらばん! -The bonds of melody-（2006年） - みなせ、由貴などを担当
E×E（2007年） - 悠、夏希などを担当
夏空カナタ（2008年） - 沙々羅などを担当
天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?-（2009年） - 姫、佐奈、渉などを担当
のーぶる☆わーくす（2010年） - 瀬奈、ひなた、麻夜、茅明などを担当
DRACU-RIOT!（2012年） - 美羽、梓などを担当
天色アイルノーツ（2013年） - 夕音、真咲などを担当
サノバウィッチ (2015年) - 寧々、めぐるなどを担当
千恋万花（2016年） - 茉子、ムラサメ、芦花などを担当
RIDDLE JOKER（2018年）
喫茶ステラと死神の蝶（2019年）
PARQUET（2021年）
天使☆騒々 RE-BOOT!（2023年） - 天音、来海を担当
ライムライト・レモネードジャム（2025年） - 恵凪、莉々子を担当予定

その他のイラスト・デザイン

ゲーム原画以外にも、様々な媒体でイラストを手がけています。

小説挿絵
bee-be-beat it!（神野正樹 著） - 富士見書房「ドラゴンエイジピュア」連載
これはゾンビですか?（木村心一 著） - 富士見ファンタジア文庫。こぶいち氏と共同で担当。
その他イラスト
ゆず・ぱら
ウルトラ怪獣擬人化計画 - 電撃G's magazine（メトロン星人、2013年掲載）
CDジャケットイラスト
GWAVE 2006 2nd Strike（2007年）
Wind☆Voice!!（2007年）
GWAVE Love Bullets（2008年）

むりりん氏は、その柔らかなタッチと魅力的なキャラクターデザインで、特に美少女ゲームファンから高い支持を得ています。ゆずソフトの看板絵師の一人として、今後もその活躍が期待されています。

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