エナミカツミ

エナミカツミ氏は、1972年1月5日、広島県広島市安芸区生まれの男性イラストレーターです。2003年までゲーム会社コンパイルにグラフィッカーとして所属していましたが、2004年からはフリーランスとして独立し、精力的に活動を続けています。

彼の活動は多岐に渡り、ライトノベルの挿絵や表紙イラスト、ゲームにおけるキャラクターデザインやイメージイラストなど、幅広い分野で才能を発揮しています。数多くの作品に携わっており、その代表作として挙げられるのは、ライトノベルでは成田良悟氏の『バッカーノ！』、『ヴぁんぷ！』、『世界の中心、針山さん』などの電撃文庫作品、川崎康宏氏の『Alice』（電撃文庫）、高殿円氏の『銃姫』（MF文庫J）、日日日氏の『アンダカの怪造学』『ジャンクガール・ジグ』（角川スニーカー文庫）などがあります。また、富士見ファンタジア文庫、集英社スーパーダッシュ文庫、角川スニーカー文庫、ハヤカワ文庫、ポプラポケット文庫、幻狼ファンタジアノベルス、講談社ラノベ文庫、ヒーロー文庫、ガガガ文庫、NOVEL 0など、多くの出版社のライトノベル作品に携わっています。

単行本の表紙イラストも数多く手がけており、森崎緩氏の『懸想する殿下の溜息』（レガロシリーズ）、リック・リオーダン氏の『ケイン・クロニクル』（メディアファクトリー）、藍藤遊氏の『グリモワール×リバース〜転生鬼神浪漫譚〜』（カドカワBOOKS）、藤原ゴンザレス氏の『ドラゴンは寂しいと死んじゃいます 〜レベッカたんのにいたんは人類最強の傭兵〜』（アース・スターノベル）、黒川彰一氏の『貧乏貴族ノードの冒険譚』（アース・スターノベル）、おうすけ氏の『おっさんはうぜぇぇぇんだよ! ってギルドから追放したくせに、後から復帰要請を出されても遅い。最高の仲間と出会った俺はこっちで最強を目指す!』（BKブックス）、流庵氏の『糸を紡ぐ転生者』（エンターブレイン）などがあります。

ゲーム関連では、コンパイル在籍時の『わくわくぷよぷよダンジョン』『ぷよぷよ〜ん』をはじめ、タカラの『EXモノポリー』『億万長者ゲームのっとり大作戦』、コナミの『幻想水滸伝カードストーリーズ』、アスミック・エースの『転生學園幻蒼録』、バンダイネットワークスの『トレジャー オブ ゲノム〜戦乱の章〜』、スクウェア・エニックスの『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』『スターオーシャン:アナムネシス』、AIC/VAPの『異世界の聖機師物語』、日本ファルコムの『Ys SEVEN』『英雄伝説VII』『英雄伝説 零の軌跡』『英雄伝説 碧の軌跡』『英雄伝説 黎の軌跡』、バンダイナムコゲームスの『サモンナイトグランテーゼ 滅びの剣と約束の騎士』、アスキー・メディアワークスの『マクロス・ザ・ライド』、KONAMIの『戦律のストラタス』、スクウェア・エニックスの『LORD of VERMILION』、フリューの『エクステトラ』（Tonyとの連名）、SEGAの『ワールド エンド エクリプス』、ディースリー・パブリッシャーの『お姉チャンバラORIGIN』、アニプレックスの『Buddy Daddies』（キャラクター原案）、そして『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第5話のエンドカードなど、多様なタイトルのイラストやキャラクターデザインに携わっています。

このように、エナミカツミ氏はライトノベルからゲームまで、幅広い分野で活躍する実力派イラストレーターとして知られています。彼の作品は、独特の雰囲気と魅力的なキャラクターデザインで多くのファンを魅了し続けています。現在も精力的に活動を続け、今後の作品にも期待が高まります。

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