中央前橋駅

中央前橋駅は、群馬県前橋市城東町三丁目にある上毛電気鉄道上毛線の駅です。上毛線の起点駅であり、前橋市の中心部に位置しています。

歴史

中央前橋駅は、1928年（昭和3年）11月10日に開業しました。開業当時は食堂を兼ねた駅舎でしたが、太平洋戦争下の前橋空襲によって焼失。戦後、急造の駅舎で営業を再開しました。

1971年（昭和46年）には、駅ビル「上電プラザ」が完成し、駅舎が移転しました。上電プラザには、ボウリング場やパチンコ店などが入居していましたが、1997年（平成9年）に全てのテナントが撤退しました。

上電プラザビルは1999年（平成11年）に取り壊され、2000年（平成12年）12月25日に総ガラス張りの新しい駅舎が完成。12月27日より供用が開始されました。

駅構造

中央前橋駅は、頭端式ホーム3面3線を有する地上駅です。直営駅ですが、早朝と深夜は窓口駅員が不在となります。

改札外には待合室と売店があり、ホームの北側には上毛電気鉄道本社が入居する「上電本社ビル」が建っています。ホーム南側には広瀬川が並行して流れており、駅舎南側の駐輪場やバスロータリーは、広瀬川を暗渠にしてその上を敷地としています。

駅の西側は県道の交差点となっており、約1キロメートルほど離れた前橋駅との間には日本中央バスのレトロ調車両のシャトルバスが運行しています。2019年11月末からは試験的に土日祝日はけやきウォーク前橋へも乗り入れているほか、自動運転バスの実験にも使われています。

のりば

中央前橋駅ののりばは以下の通りです。

1番線：下り（大胡・赤城・西桐生方面）
2番線：降車専用
3番線：下り（大胡・赤城・西桐生方面）

利用状況

前橋市統計書によると、中央前橋駅の1日平均乗降人員は1,312人（2021年度）です。

駅周辺

中央前橋駅は前橋市の中心部に位置しており、駅周辺にはホテルが林立しています。駅に近い地域には飲食店が多く、以下の施設があります。

上毛電気鉄道本社
群馬県庁舎
前橋市役所
広瀬川
同仁病院
前橋中央郵便局
前橋本町郵便局
前橋本町一郵便局
スズラン前橋店
前橋プラザ元気21・前橋こども図書館
アーツ前橋
前橋文学館
群馬県民会館（ベイシア文化ホール）
群馬県道4号前橋赤城線
高崎信用金庫 前橋支店

バス路線

中央前橋駅には、以下のバス路線が乗り入れています。バス停名は路線によって異なり、中央前橋駅、中央前橋駅前、中央駅のいずれかです。

日本中央バス
関越交通

隣の駅

上毛電気鉄道上毛線

中央[前橋駅]] - [城東駅

参考文献

前橋市戦災復興誌編集委員会 編『戦災と復興』前橋市役所、1964年3月31日。

外部リンク

上毛電気鉄道
各駅情報（中央前橋駅）
日本中央バス

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