京田辺駅

京田辺駅（JR-H24）

京田辺駅は、京都府京田辺市田辺久戸に所在する、西日本旅客鉄道（JR西日本）片町線（学研都市線）の駅です。京田辺市の代表駅の一つであり、学研都市線の快速停車駅として、多くの利用者に親しまれています。

概要

京田辺駅は、京田辺市の重要な交通拠点です。近鉄京都線の新田辺駅が東方約300mに位置しており、徒歩約7分で乗り換えが可能です。2015年頃から、JR西日本の車内放送で乗り換え駅として案内されるようになりました。

歴史

京田辺駅は、1898年（明治31年）に関西鉄道の田辺駅として開業しました。その後、国有化や路線名称の変更を経て、1987年（昭和62年）の国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となりました。1997年（平成9年）には、京田辺市制施行に先立ち、現在の京田辺駅に改称されました。

2002年には橋上駅舎が完成し、駅の利便性が向上しました。また、ICOCAの利用開始やJR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システムの導入など、時代の変化に対応したサービスが提供されています。

近年では、2018年（平成30年）に駅ナンバリングが導入され、2023年（令和5年）にはみどりの券売機プラスが導入されました。

駅構造

京田辺駅は、島式ホーム2面3線を有する地上駅です。将来的な拡張も考慮された構造となっており、橋上駅舎にはエレベーターが4基設置されています。東口からは陸橋を経由して、アル・プラザ京田辺店に直結しています。

学研都市線の単線区間では唯一の直営駅であり、自動券売機とみどりの券売機プラスが設置されています。

旧駅舎は平屋建ての趣のある造りで、明治時代から存在していました。2面2線の対向式ホームで、貨物扱いも行われていました。

のりば

基本的には1番・2番のりばが京橋方面、3番のりばが木津方面です。

ダイヤ

1時間に4本の快速・区間快速が停車し、平日朝ラッシュ時には本数が増加します。当駅を始発・終点とする電車も設定されています。

2002年から2010年までは、当駅で列車の切り離し・増結作業が行われていましたが、全区間7両編成での運転開始に伴い廃止されました。

利用状況

2022年（令和4年）度の1日平均乗車人員は5,748人です。

駅周辺

京田辺市は玉露の産地として知られており、駅周辺には酬恩庵（一休寺）や田辺公園などの観光スポットがあります。駅東側には、かつて静態保存されていた国鉄C11形蒸気機関車の動輪とナンバープレートが展示されています。

将来的な構想として、当駅から奈良線の長池駅を結ぶ「片奈連絡線」の建設が計画されていましたが、具体的な進展は見られていません。

主な周辺施設

京田辺市役所
京都府田辺総合庁舎
ハローワーク京都田辺
京田辺市立中央図書館
JA京都やましろ
CIKビル
田辺中央病院
京都府立田辺高等学校

バス路線

京阪バス、京都[[京阪バス]]、奈良交通のバスが乗り入れています。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

学研都市線（片町線）

同志社前駅 (JR-H23) - 京田辺駅 (JR-H24) - 大住駅 (JR-H25)

脚注

出典

京都府統計書
京田辺市統計書

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

京田辺駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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