佐古駅

佐古駅（さこえき）

佐古駅は、徳島県徳島市佐古二番町に位置する四国旅客鉄道（JR四国）の駅です。高徳線と徳島線が乗り入れており、駅番号は高徳線がT01、徳島線がB01です。標高は2.8mとなっています。

概要

所在地: 徳島県徳島市佐古二番町
所属事業者: 四国旅客鉄道（JR四国）
乗り入れ路線:
高徳線
徳島線（線路名称上は終点だが、全列車が徳島駅まで乗り入れ）
鳴門線（池谷駅が起点だが、ほとんどの列車が高徳線を通して乗り入れ）

歴史

佐古駅は、1935年（昭和10年）に高徳本線の開業に伴い設置されました。その後、1974年に北口改札が開業、1993年には高架化が完成しています。2024年3月16日より終日無人化されました。

1935年（昭和10年）3月20日：鉄道省高徳本線吉成 - 当駅間開業時に、徳島本線徳島 - 蔵本間に設置。
1974年（昭和49年）：北口改札開業。
1986年（昭和61年）：高架化工事に着手。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
1993年（平成5年）7月27日：高架化完成。
1994年（平成6年）3月1日：早朝・夜間の駅員配置を取り止め。
2024年（令和6年）3月16日：終日無人化。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する高架駅です。高徳線上下列車の列車交換は可能ですが、徳島線上下列車の列車交換はできません。ホームの両側は防音壁で囲まれています。

駅全体は青色を基調としており、駅舎の天井や防音壁などに青色が使われています。駅舎（高架下）の北半分がガラス張りであるなど、近代的な構造となっています。1階のコンコースから2階のホームまでエレベーターで上ることができます。

ホーム: 島式1面2線
構造: 高架駅
特徴: 青色を基調としたデザイン、バリアフリー対応

のりば

徳島線列車は両方向とも1番のりばを使用
高徳線列車は主に2番のりばを使用

特徴

佐古駅 - 徳島駅間は単線並列区間であり、高徳線と徳島線の列車が並走する光景が見られることがあります。ホームは線路側に傾いており、ベビーカーや車椅子利用者に注意を促す表記があります。

全特急列車始終着駅の徳島駅の隣の駅ということもあり、特急列車は停車しません。ただし、ごく一時期、ダイヤの制約上徳島駅で「うずしお」と徳島線普通列車との接続が出来ないために、高松行きが1本のみ停車したことがありました。

利用状況

2021年度の1日平均乗降人員は723人です。

駅周辺

駅周辺には、国道192号沿いに「佐古一番町」停留所があり、徳島バスと徳島市営バスの路線が発着します。

隣の駅

JR四国
■高徳線（■鳴門線直通列車を含む）
■普通：吉成駅 (T02) - 佐古駅 (T01) - 徳島駅 (T00)
■徳島線
■普通：（徳島駅 -） 佐古駅 (B01) - 蔵本駅 (B02)

その他

特記事項: 当駅は普通列車のみの停車のため、分岐駅通過の特例により、特急列車同士の乗り換えと高徳線特急列車から徳島線普通列車へ乗り換えおよび徳島線特急列車から高徳線普通列車に乗り換えする場合は、当駅 - 徳島駅間の区間外乗車が可能です（徳島駅での途中下車は不可）。

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