北きつね牧場
北きつね牧場は、
北海道北見市留辺蘂町に位置する、
キツネを専門とした珍しい
動物園です。温根湯温泉の主要な観光スポットとして知られています。
1983年に開園し、現在は株式会社フォックスによって運営されています。
概要
牧場は、温根湯
温泉街から徒歩圏内の場所にあり、無加川左岸の丘陵地に広がっています。約60,000平方メートルの広大な敷地内には、
キタ[[キツネ]]を中心に、銀ギツネやエゾタヌキなど、60匹以上の動物たちが自然に近い状態で放し飼いにされています。訪れる人々は、遊歩道を散策しながら、
キツネたちの愛らしい姿や生態を間近で観察できます。
キツネが人に近づいてくることもありますが、原則として餌やりや接触は禁止されています。
春には多くの子ギツネが誕生し、春から秋にかけては、専用の飼育ケージでその可愛らしい姿を見ることができます。以前はエゾシカやウサギなども飼育されていました。牧場のそばには清流花園があり、
シバザクラ、
ラベンダー、ヒマワリ、ルピナスなど、四季折々の美しい花々が咲き誇ります。
売店棟では、
オホーツク海の海産物、地元の農産物、アイスクリーム、
北海道銘菓、
キタ[[キツネ]]のぬいぐるみなどのオリジナルグッズが販売されています。周辺には、おんねゆ温泉 山の水族館や道の駅おんねゆ温泉などの観光スポットもあります。
主な施設
遊歩道: キツネたちの生態を観察できる散策路。
子ギツネ専用飼育ハウス: 春から秋にかけて、子ギツネを間近で見られる。
北きつね神社: 丘陵地にあり、現在は安全のため立ち入り禁止。
清流花園: 牧場周辺に広がる美しい花畑。
駐車場: 大型バス30台、乗用車200台収容可能。
売店棟: お土産やグッズを販売。
トイレ: 30名同時使用可能。
交通アクセス
鉄道: 石北本線留辺蘂駅から車で約15〜20分。
バス: 温根湯バス停から徒歩約10分。北見・留辺蘂方面への路線バス、旭川・層雲峡方面、釧路・阿寒湖方面への都市間バスが利用可能。
備考
近隣の国道39号線沿いには、「くまがい北きつね牧場」というドライブイン兼土産物店がありましたが、現在は閉鎖されています。また、かつては「北海道きつね村」という施設も存在しましたが、こちらも閉園しています。
その他
テレビドラマ『北の国から』のスペシャル版で、主人公一家が北きつね牧場を訪れるシーンが撮影されました。
関連項目
宮城蔵王キツネ村: 宮城県白石市にある
キツネと触れ合える施設。
外部リンク
北きつね牧場のホームページ