南多摩駅

南多摩駅 (Minami-Tama Station)

南多摩駅は、東京都稲城市大丸に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）南武線の駅です。駅番号はJN 19。

歴史

南多摩駅は、その歴史の中でいくつかの変遷を遂げてきました。

1927年（昭和2年）11月11日：南武鉄道線が登戸駅から開業した際、終着駅として現在地より約300m川崎駅寄りの位置に大丸停留場が開業。
1928年（昭和3年）12月11日：屋敷分駅（現在の分倍河原駅）まで延伸。
1931年（昭和6年）：多摩聖蹟口停留場に改称。
1934年（昭和9年）10月21日：（貨）南多摩川駅が開設。
1939年（昭和14年）9月14日：南多摩川駅が多摩聖蹟口停留場を併合して現在地に移転、南多摩駅に改称。
1944年（昭和19年）4月1日：南武鉄道線国有化に伴い、運輸通信省南武線の駅となる。
1956年（昭和31年）12月1日：貨物取扱廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
1993年（平成5年）10月14日：自動改札機設置、供用開始。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2009年（平成21年）5月31日：みどりの窓口の営業を終了。
2011年（平成23年）12月24日：下り線を高架線に切替。
2013年（平成25年）12月23日：上り線を高架線に切替。
2014年（平成26年）4月1日：北口を開設。
2015年（平成27年）3月14日：南武線全区間での快速運転開始に伴い、快速通過駅となる。
2024年（令和6年）3月6日：スマートホームドアの使用を開始。

駅構造

現在の南多摩駅は、島式ホーム1面2線を有する高架駅です。駅舎は高架下に位置しています。高架化以前は相対式ホーム2面2線の地上駅でした。高架化工事期間中は仮線への切り替えが行われ、駅舎とホームが一時的に離れるなどの変化がありました。

JR中央線コミュニティデザインが駅業務を受託している立川統括センター管理の業務委託駅です。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部時間帯は遠隔対応となります。駅には、多機能券売機・指定席券売機・自動改札機が設置されています。

のりば

1 \| 南武線 (下り) \| 立川方面
2 \| 南武線 (上り) \| 川崎方面

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は6,103人であり、南武線の本線の26駅の中では津田山駅に次いで2番目に少ない駅です。かつて駅南側にあった富士通南多摩工場の閉鎖により一時的に利用客が減少しましたが、徐々に回復傾向にあります。

駅周辺

駅周辺では、稲城市による区画整理事業が行われています。また、東京都によって府中街道の整備が進められ、交通アクセスが向上しています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

南武線

■快速

通過

■各駅停車

稲城長沼駅 (JN 18) - 南多摩駅 (JN 19) - 府中本町駅 (JN 20)

外部リンク

* 駅の情報（南多摩駅）：JR東日本

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