喜連瓜破駅

喜連瓜破駅 (きれうりわりえき)

喜連瓜破駅は、大阪府大阪市平野区喜連二丁目に位置する、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 谷町線の駅です。駅番号はT33。その難読な駅名で知られています。

歴史

1980年（昭和55年）11月27日：谷町線天王寺 - 八尾南間延伸時に開業。
2005年（平成17年）2月1日：ICカード「PiTaPa」の利用を開始。
2006年（平成18年）11月30日：駅構内の壁面工事が完了。
2008年（平成20年）6月30日：駅の防火工事が完了。
2018年（平成30年）4月1日：大阪市交通局の民営化により、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅となる。

駅名の由来

駅名選定時、駅の所在地が喜連と瓜破の境界であったため、それぞれの地名を尊重する形で「喜連瓜破」という駅名になりました。喜連と瓜破はどちらも古くからの由緒ある地名であり、両地域の住民の意向を反映した結果、この複合駅名が採用されました。ちなみに、工事期間中の仮称駅名は喜連駅でした。

駅構造

島式ホーム1面2線の地下駅です。改札口は1ヵ所のみ。八尾南方にはY形折り返し線があり、平日のラッシュ時には都島行きの始発電車も運転されます。夜間にはY形折り返し線に車両が留置されることがあります。

平野管区駅に所属しており、駅長が配置され、当駅と出戸駅を管轄しています。トイレは改札内のみに設置されています。

のりば

	路線	行先
:-	:-	:----	:--	:--
1	谷町線	大日・東梅田・都島方面
2	谷町線	八尾南

2006年夏以降に1番線ホームで駅舎壁面の改善工事が行われました。1番線の工事終了後すぐに2番線も工事が開始され、同年11月に完成しました。

利用状況

2023年11月7日の1日乗降人員は21,333人（乗車人員：10,738人、降車人員：10,595人）です。

駅周辺

駅周辺には、商業施設や学校、公共施設などが点在しています。

商業施設
イオン喜連瓜破ショッピングセンター
ライフ 喜連瓜破店
スーパー玉出 喜連店
洋服の青山 大阪平野店
AOKI 喜連瓜破駅前店
ブックオフ 喜連瓜破駅前店
喜連瓜破 スポーツクラブ Vivo
学校
大阪府立東住吉総合高等学校
大阪市立喜連中学校
大阪市立瓜破中学校
大阪教育大学附属特別支援学校
関西情報工学院専門学校
天宗社会福祉専門学校
公共施設
大阪府平野警察署
大阪市更生療育センター
大阪市職業リハビリテーションセンター
クレオ大阪南
大阪市立瓜破斎場・瓜破霊園
金融機関
紀陽銀行 平野支店
関西みらい銀行 平野支店・喜連支店

谷町線は当駅付近から大阪府道42号・179号線に沿っています。

バス路線

最寄りの停留所は、地下鉄喜連瓜破です。大阪シティバスの以下の系統が利用できます。

地下鉄喜連瓜破（駅前）
4号系統：出戸バスターミナル 行 / 地下鉄住之江公園 行
14号系統：高野大橋 行 / 出戸バスターミナル 行
地下鉄喜連瓜破（南）
5号系統：三宅中 行 / あべの橋 行
* 14号系統：高野大橋 行

その他

喜連瓜破駅は、日本の地下鉄駅で初めてエレベーターが設置された駅としても知られています。これは、身障者団体の要望を受けて1980年の駅開業時に設置されたものです。老朽化による事故が発生したため、2018年にリニューアルされました。

住之江公園駅から当駅までを結ぶ地下鉄構想（敷津長吉線）がありますが、具体的な建設の目処は立っていません。

隣の駅

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)

谷町線

平野駅 (T32) - 喜連瓜破駅 (T33) - 出戸駅 (T34)

( ) 内は駅番号を示します。

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