大浦駅

大浦駅について

大浦駅は、愛媛県松山市大浦に位置する四国旅客鉄道（JR四国）予讃線の駅です。駅番号はY47です。1990年に信号場として開設され、翌年に駅へと昇格しました。この駅は、予讃線の中でも特徴的な構造を持つ駅の一つです。

駅の構造

大浦駅は、1面2線の線路配置を持つ駅です。本線側は一線スルーとなっており、制限速度は120km/hです。しかし、この駅の最大の特徴は、通過線側にホームがない点です。この構造は、予讃線内では関川駅と並んで珍しいものです。ホームの有効長は4両分しかなく、特急列車同士の交換はできません。また、普通列車同士の交換も、通過線側にホームがないため不可能です。駅は無人駅で、自動券売機も設置されていません。

駅前には広場や駐車場、駐輪場といった施設は整備されていません。

駅周辺

大浦駅周辺には、以下の施設があります。

道の駅風早の郷風和里(ふわり)：地域の特産品を販売する道の駅です。
北条スポーツセンター：各種スポーツ施設が整ったスポーツセンターです。
国道196号：駅の近くを通る主要な国道です。

これらの施設は、地域住民の生活や観光を支える重要な役割を果たしています。

隣接する駅

大浦駅は、予讃線に位置し、以下の駅と隣接しています。

浅海駅 (Y46)：大浦駅の松山方面の隣の駅です。
伊予北条駅 (Y48)：大浦駅の今治方面の隣の駅です。

これらの駅との間を結ぶ列車が、地域住民の移動手段を担っています。

歴史

1990年（平成2年）11月21日：大浦信号場として開設されました。
1991年（平成3年）3月16日：大浦駅に昇格しました。

その他の情報

関連事項
日本の[[鉄道駅一覧]]
予讃線事件：1949年に発生した列車転覆事件。大浦駅の開業前である。

外部リンク
大浦駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道の公式サイトの時刻表です。

大浦駅は、その独特な構造と周辺施設により、地域に欠かせない存在となっています。

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