川本耕史

川本耕史

川本耕史（かわもと こうじ、生年月日非公表）は、日本を拠点に活動するアクション監督、スタントマン、そして俳優です。ユーデンフレームワークスに所属し、その卓越した身体能力と創造性で、数々の作品に貢献しています。

来歴

大阪府出身の川本は、大阪府立茨田高等学校を卒業後、地元でキャラクターショーのアクションなどを経験しました。その後、上京し、フリーのスタントマンとして多くのアクション監督の下で経験を積みます。その過程で、海外作品にも積極的に参加し、特に中華圏で絶大な人気を誇る香港のアクション俳優、ドニー・イェンとの協業を多数経験しています。この経験が、彼のアクションに対する視野を広げ、独自のスタイルを確立する上で大きな影響を与えました。

また、川本は「龍が如く」シリーズをはじめとするゲームや、CG映画のモーションキャプチャーも数多く担当しています。これは、彼が持つ身体能力だけでなく、演技力や表現力が評価されている証拠と言えるでしょう。

2023年には、アメリカ映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』において、「大阪コンチネンタル・ホテル」の格闘シーンのファイトコレオグラファーを務めました。この仕事は、チャド・スタエルスキ監督から「日本的な要素を入れたい」というオファーを受けた谷垣健治の推薦によるものでした。川本は、その期待に見事に応え、作品に独特の緊張感とリアリティをもたらしました。

主な参加作品

以下は、ユーデンフレームワークス公式サイトに掲載されている情報に基づいた、川本の主な参加作品です（2023年10月時点）。

ファイトコレオグラファー

ジョン・ウィック:コンセクエンス（2023年）

アクション監督

時間創造部／HERO（2014年）
夢王 MUOH（2014年）
-S- 最後の警官 RECOVERY OF OUR FUTURY(2015年)
螻蛄（2016年／BSスカパー）
NHK土曜ドラマ『4号警備』（2017年／NHK）
先生！口裂け女です！（2023年）

アクションコーディネーター

安堂ロイド〜A.I. Knows LOVE?〜（2013年／TBS）
S-最後の警官-（2014年／TBS）
バクマン。（2014年）
オー！ファーザー（2014年）
マンハント（2017年、中国）
邪不圧正（2018年、中国）
スーパーティーチャー 熱血格闘（2018年、香港・中国、ドニー・イェン主演)
るろうに剣心　最終章 The Final（2021年）
るろうに剣心　the beginning（2021年）
レイジング・ファイア（2021年、香港・中国、ドニー・イェン主演)

スタント（映画）

お姉チャンバラ2（2005年）
西遊記（2007年）
芸者VS忍者（2008年）
片腕マシンガール（2008年）
赤んぼ少女（2008年）
ボディ・ジャック（2008年）
斬〜KILL〜／キリコ（2008年）
激情版！エリートヤンキー三郎（2009年）
カムイ外伝（2009年）
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE（2009年）
新宿インシデント（2009年、香港、ジャッキー・チェン主演)
ゴスロリ処刑人（2010年）
私の優しくない先輩（2010年）
極道兵器（2011年）
GANTZ（2011年）
GANTZ /PERFECT ANSWER（2011年）
アンフェア　the answer（2011年）
デンデラ（2011年）
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX（2011年）
タイガーマスク（2013年）
スペシャルID 特殊身分（2013年、香港・中国、ドニー・イェン主演）
ガッチャマン（2013年）
G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ（2021年）

スタント（テレビ）

ライオン丸G（2006年 テレビ東京）
エリートヤンキー三郎（2007年 テレビ東京）
パワーレンジャー・RPM（2008年 アメリカ・ニュージーランド）
大魔神カノン（2010年 テレビ東京）
トラブルマン（2010年 テレビ東京）
パワーレンジャー・サムライ（2011年 アメリカ・ニュージーランド）-サムライブルーレンジャー役
猿飛三世（2012年 BS時代劇）
ラッキーセブン（2012年 フジテレビ）

モーションキャプチャー（映画・ゲーム）

[バイオハザード ディジェネレーション]
ベヨネッタ（2010年）
[鉄拳タッグトーナメント2]
鉄拳 ブラッド・ベンジェンス(2011年)
[バイオハザード ダムネーション]
龍が如くシリーズ
[メタルギア ライジング リベンジェンス]

アクション監督補、助手

ストレイヤーズ・クロニクル（2015年）
* 忍者狩り（2015年）

川本耕史は、その多岐にわたる才能と経験を活かし、今後も多くのアクション作品で活躍することが期待されます。彼の今後の活動から目が離せません。

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