東京ビッグサイト

株式会社東京ビッグサイトについて

株式会社東京ビッグサイト（とうきょうビッグサイト、Tokyo Big Sight Inc.）は、日本の企業であり、東京都江東区有明に本社を構えています。業務の中心は、東京国際展示場などの各種施設の管理・運営です。社名は、同展示場の通称でも広く知られています。

この企業は、東京都と民間企業が共同出資する形で設立された第三セクター法人の一部で、東京臨海ホールディングス（東京臨海HD）の傘下にあります。東京臨海HDは、臨海副都心地域で事業を展開する他の企業を統括する役割も果たしています。

事業内容

具体的な事業としましては、東京国際展示場の運営に加えて、有明パークビル、東京ファッションタウンビル、タイム24ビルといった施設の管理も行っています。また、展示会の提案や主催などの業務も手がけています。

企業としての歴史は、1956年に設立された社団法人東京国際見本市協会にまで遡ります。この協会は、東京国際見本市を主催し続けてきました。また、1958年には株式会社東京国際貿易センターが設立され、こちらは東京国際見本市の会場を運営する役割を担っていました。

2003年にこれら二つの法人が合併し、現在の株式会社東京ビッグサイトが誕生しました。元々は独立した第三セクターとして存在していましたが、後に東京臨海ホールディングスの一員として再編成されました。

歴史的な沿革

東京ビッグサイトの成立から、さまざまな変遷があります。1946年、東京都は社団法人東京国際見本市協会を設立し、1958年には株式会社東京国際貿易センターが設立されました。その後、1959年に東京国際貿易センターが東京国際見本市会場を開設しましたが、1996年にこの会場は閉鎖され、1997年には新しい東京国際展示場（東京ビッグサイト）がオープンしました。

その後、1999年には有明パークビルが竣工し、管理運営が始まりました。2000年には、東京ファッションタウン株式会社と株式会社タイム二十四が業務統合を行い、2003年には東京国際見本市協会と東京国際貿易センターが合併して、株式会社東京ビッグサイトが誕生しました。

さらに、東京ビッグサイトは他の関連会社も買収し、2009年には東京臨海ホールディングスが全株式を取得、その後もさまざまな改築や新設が行われています。最近では、2023年に有明体操競技場をリノベーションした新展示場が開業するなど、施設の発展は続いています。

所在地と管理運営する建物

東京都江東区に位置する東京国際展示場を中心に、有明展示場や有明パークビル、東京ファッションタウンビル、タイム24ビルなどを管理運営しています。各施設はそれぞれ異なる用途を持ちながら、様々なイベントや展示会の開催を支援しています。

これらの施設は、東京における国際的なビジネス交流の拠点として、多くの企業や団体から利用されています。今後のさらなる発展に期待が寄せられています。

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