東奥信用金庫

東奥信用金庫（とうおうしんようきんこ）

東奥信用金庫は、青森県弘前市に本店を構える地域金融機関です。親しみを込めて「とうしん」とも呼ばれています。

概要

1971年、弘前信用金庫と黒石信用金庫が合併し、東奥信用金庫として新たなスタートを切りました。弘前市を中心とした津軽地方を主な事業エリアとし、黒石市、平川市、五所川原市、そして南津軽郡の3町村を含む地域に、21店舗を展開しています。

かつては、青森県内の信用金庫再編の動きの中で、あおもり信用金庫、八戸信用金庫、下北信用金庫との合併を目指し、「青い森信用金庫」という新名称も決定していました。しかし、2009年4月の臨時総代会において、合併に対する反対意見が多数を占めたため、この構想から離脱し、単独で生き残る道を選択しました。

沿革

1927年10月 - 有限責任弘前信用組合として設立
1943年8月 - 弘前信用組合に組織変更
1948年10月 - 黒石信用組合設立
1951年10月 - 弘前信用組合が弘前信用金庫に組織変更
1952年3月 - 黒石信用組合が黒石信用金庫に組織変更
1971年7月 - 弘前信用金庫と黒石信用金庫が合併し、東奥信用金庫が発足

事業区域

弘前市、黒石市、平川市、五所川原市、青森市、つがる市、中津軽郡、南津軽郡の全域、および北津軽郡のうち板柳町と鶴田町が事業エリアとなっています。

ATMサービス

東奥信用金庫のATMでは、他の信用金庫のキャッシュカードも利用できる「しんきんATMゼロネットサービス」を提供しており、所定の時間帯であれば手数料無料で入出金が可能です。また、青森銀行のキャッシュカードも、特定の時間帯において手数料無料で利用できます。さらに、ゆうちょ銀行のキャッシュカードも、平日に限り入金が可能です（手数料が必要）。

セブン銀行や新銀行東京とも提携しており、利便性の高いATMネットワークを構築しています。特に新銀行東京との提携は、青森県内の信用金庫としては唯一です。

セブン銀行との提携により、イトーヨーカドー弘前店や五所川原店（エルムの街）など、地域の商業施設にもセブン銀行ATMが設置され、利用者の利便性向上に貢献しています。

また、東奥信用金庫は、青い森信用金庫とともにイオン銀行とも提携しており、イオン銀行ATMも利用可能です（手数料が必要）。

toto払い戻し対応店舗

以下の店舗では、[スポーツ振興くじ]の当選券払い戻しを取り扱っています。

本店
大町支店
浜の町支店
黒石支店
五所川原支店
平賀支店

関連項目

日本の信用金庫一覧
協同組織金融機関
スポーツ振興くじ
東北しんきんカード

外部リンク

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