白木山駅

白木山駅（しらきやまえき）

白木山駅は、広島県広島市安佐北区白木町大字三田に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）芸備線の駅です。広島市街から少し離れた場所にあり、ローカル線の雰囲気を残しています。かつては一部の普通列車が通過するという珍しい特徴を持っていました。

歴史

白木山駅は、その歴史の中で何度か変化を遂げています。

1930年（昭和5年）1月1日：芸備鉄道の白木山口停留場として開業。
1937年（昭和12年）7月1日：芸備鉄道が国有化され、停車場となり、同時に白木山駅に改称。
1941年（昭和16年）8月10日：ガソリンカーの使用停止に伴い廃止。
1963年（昭和38年）12月5日：白木山駅として復活。この時、旅客のみを取り扱う駅員無配置駅として再スタート。
1973年（昭和48年）11月1日：国鉄（→JR）の特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR西日本に承継。
2018年（平成30年）7月7日：平成30年7月豪雨により、狩留家駅との間にある三篠川の鉄橋が流出し、広島駅方面への線路が不通となる。
2019年（令和元年）10月23日：狩留家駅 - 中三田駅間が運転再開。
2024年（令和6年）11月末：自動券売機が撤去。

駅構造

白木山駅は、広島方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅（停留所）です。ホームがカーブの途中に設置されているため、列車は車体を傾けたまま停車します。駅舎はなく、ホーム上に待合所が設置されています。

広島駅が管理する無人駅であり、JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅の一つです。

利用状況

白木山駅の利用状況は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいて集計されています。1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎の総数を365（閏年の場合は366）で割った後、さらに2で割った値を小数点第二位で四捨五入したものです。

駅周辺

駅の正面には住宅が立ち並び、その先に三篠川を渡ると広島三次線が走り、沿線にはスーパーやホームセンターがあります。駅裏側は田畑が広がり、長閑な風景が広がっています。駅名にもなっている白木山は、ハイキング客に人気のスポットです。

主要な周辺施設

西福寺
順覚寺
別当山
白木山登山口
広島県道37号広島三次線
ショージ白木店（スーパーマーケット）
広島市市民農園

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

■ 芸備線

快速「みよしライナー」：通過
普通：中三田駅 - 白木山駅 - 狩留家駅 (JR-P09)

参考資料

各 広島市統計書
各 広島市勢要覧

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

白木山駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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