葛西臨海公園駅

葛西臨海公園駅の概要

葛西臨海公園駅（かさいりんかいこうえんえき）は、東京都江戸川区臨海町六丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）の京葉線の駅です。駅の番号はJE 06で、江戸川区の最南端に位置しています。この駅には、京葉線の列車のほかに、西船橋駅から武蔵野線に乗り入れる列車も停車します。

歴史

この駅は1988年（昭和63年）12月1日に開業しました。開業当初は「葛西沖」という仮称で呼ばれていましたが、90年には京葉線が新木場から東京まで延伸し、この駅も東京都区内に組み込まれました。95年には通過線の使用が開始され、2001年にはICカード「Suica」が利用可能となりました。2007年には発車メロディを導入し、2013年には武蔵野線の直通列車が停車するようになりました。2014年にはみどりの窓口の営業を終了し、2017年には駅構内の改装が行われました。2021年には、「Ff（エフエフ）」という複合商業施設がオープンしました。

駅の構造

葛西臨海公園駅は高架駅で、島式ホーム1面2線を有しています。ホームに接するのは内側の待避線のみで、外側には上下の通過線が存在します。特に朝夕のラッシュ時には、一部の各駅停車が急行や快速列車を待つために当駅で停車します。また、停車列車は駅前後の分岐器通過時に大きく揺れるため、自動放送が案内されています。駅は新木場駅が管理しており、自動券売機や多機能券売機、自動改札機などが設置されています。

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は13,646人です。駅の利用状況は年々変化しており、開業以来の推移が注目されています。

駅周辺

駅の出口は南側にのみ設けられており、北側は国道357号及び首都高速湾岸線に隣接しています。北側には住宅地が広がっていますが、駅に直接アクセスするためには500メートル程迂回しなければならないため、注意が必要です。また、国道357号の北側にはトラックターミナルや倉庫、市場といった施設があります。さらに、バスを利用することで、東京メトロ東西線の葛西駅や西葛西駅、東京ディズニーリゾートにもアクセス可能です。

バス路線

駅前には「葛西臨海公園駅」「葛西臨海公園駅前」のバス停があります。江戸川区環七シャトルバス「シャトルセブン」は2007年から運行され、2011年からは深夜急行バスも導入されています。

その他の情報

2020年には、赤羽駅と葛西臨海公園駅を直結する「メトロセブン構想」が提案されています。

隣の駅

• - JR東日本 京葉線

- ■快速 通過
- ■各駅停車（武蔵野線直通含む） 新木場駅 (JE 05) - 葛西臨海公園駅 (JE 06) - 舞浜駅 (JE 07)

このように、葛西臨海公園駅は東京都の南端に位置し、様々な交通の便が整備されており、地域住民だけでなく観光客にも利用される重要な駅です。

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