谷保駅

谷保駅（やほえき）

谷保駅は、東京都国立市に位置する、JR東日本南武線の駅です。駅番号はJN 23。

歴史

1929年（昭和4年）12月11日：南武鉄道の駅として開業。当時の駅舎は現在の南口側にありました。
1944年（昭和19年）4月1日：南武鉄道が国有化され、運輸通信省南武線の駅となります。
1958年（昭和33年）4月10日：荷物扱いが廃止されました。
1959年（昭和34年）7月10日：貨物扱いが廃止されました。
1966年（昭和41年）：南武線の複線化が進み、当駅を含む区間が複線化。
1979年（昭和54年）：橋上駅舎が完成しました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となります。
1993年（平成5年）10月15日：自動改札機が設置され、利用が開始されました。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」が利用可能になりました。
2010年（平成22年）2月28日：みどりの窓口の営業が終了しました。
2015年（平成27年）:
3月14日：南武線全区間での快速運転開始に伴い、快速通過駅となりました。
3月22日：改札内のエレベーターが使用開始。
2023年（令和5年）2月28日：スマートホームドアの使用が開始。

駅名の由来

駅名は、開業当時の地名である谷保村（現在の国立市）に由来します。「谷保」という地名は、「湿地帯の多い台地」を意味し、この地域で稲作が盛んだったことに由来すると言われています。元々は「やぼ」と読まれていましたが、南武鉄道が駅を開設する際、「野暮」に聞こえるのを避けて「やほ」と名付けたという説があり、それが定着して現在に至ります。

駅構造

谷保駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。改札口は1ヶ所あり、北口と南口は自由通路で連絡しています。

JR東日本ステーションサービスが業務を受託する駅で、立川統括センターの管理下にあります。一部時間帯は遠隔対応となるため改札係員が不在となりますが、自動券売機、多機能券売機、指定席券売機、自動改札機が設置されています。売店などはありませんが、ホーム上には飲料とアイスクリームの自動販売機があります。

上りホームの横には大寒桜が植えられており、3月上旬に見頃を迎えます。北口ロータリーにある桜に見える木はハナミズキで、こちらは4月下旬が見頃です。

のりば

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は9,442人です。

駅周辺

北口

駅北口にはロータリーがあり、タクシー乗り場、路線バス、空港リムジンバス、高速バス、送迎バスのバス停があります。かつては夜行高速バスも停車していましたが、現在は廃止されています。

駅周辺には商店やマンションのほか、UR富士見台第一団地、戸建て住宅地、畑などが広がっています。当駅付近は文教地区ではないため、パチンコ店も営業しています。

駅開設当時は谷保村の中心地域であり、駅から南武線通りを西北西に進むと国立市役所があります。ロータリーから北に進むと、JR中央線国立駅南口へ続く大学通りに出ます。

南口

南口は住宅地となっており、道幅の狭い道路が通っています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

南武線

■快速

通過

■各駅停車

西府駅 (JN 22) - 谷保駅 (JN 23) - 矢川駅 (JN 24)

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