越後石山駅

越後石山駅（えちごいしやまえき）

越後石山駅は、新潟県新潟市東区石山五丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）信越本線の駅です。駅周辺は住宅地となっており、地域住民の足として利用されています。

歴史

1957年（昭和32年）10月1日：国鉄信越本線の石山信号場として開業。新潟操車場までの貨物支線が開業。
1960年（昭和35年）11月1日：越後石山駅に昇格。旅客駅となる。
1962年（昭和37年）5月20日：構内電化。
1980年（昭和55年）4月8日：地下道開通。
1985年（昭和60年）7月20日：国鉄直営の売店開店、乗車券の販売も開始。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
2005年（平成17年）3月3日：自動改札機の供用を開始。
2006年（平成18年）1月21日：ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2010年（平成22年）2月25日：みどりの窓口の営業を終了。2月26日：指定席券売機を導入。
2025年（令和7年）2月20日：指定席券売機を撤去。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホーム間を結ぶ通路は構内にはなく、地下道を利用します。東西自由通路とエレベーターの新設が予定されています。

新潟駅が管理する業務委託駅
西口：JR東日本新潟シティクリエイト（JENIC）が受託する業務委託駅として駅員が配置
東口：無人

新潟方面ホームの駅舎には有人改札口・自動券売機・自動改札機などがあります。新津方面ホームの駅舎には、自動券売機や自動改札機などが設置されています。かつてはみどりの窓口がありましたが、指定席券売機設置に伴い営業を終了しました。

駅の東西は新潟市が管理する地下通路で結ばれており、西口にはロータリーを含む駅前広場があります。東口にも駅前広場が整備される予定です。

駅構内

新潟寄りには、白新線の東新潟駅と新潟貨物ターミナル駅に通じる貨物支線が分岐しています。当駅から新潟寄りで事故や工事等が発生した場合、新津方面の列車を当駅で折り返し運転することが可能です。ただし、当駅と東新潟駅を直通する定期旅客列車はなく、両駅間を往来するには新潟駅を経由する必要があります。

のりば

1 ■信越本線 新潟方面

2 ■信越本線 新津・長岡方面

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は1,732人です。

駅周辺

駅周辺は東区石山地区の中心地で、住宅地が広がっています。西側には教育施設が若干数、徒歩圏内には新潟刑務所があります。東側には公共機関や新潟車両センター、教育施設があります。

バス路線

駅周辺には新潟交通グループの路線バスと東区区バスが運行しています。

西側：「石山」「山二ツ」
東側：「石山駅入口北」「石山駅入口南」

駅周辺の整備

1960年の旅客駅化以来、地域の主要な交通手段として利用されています。かつて駅前にあった新潟市園芸センターは移転し、跡地は駅前広場として整備されました。地域住民からは、駅舎のバリアフリー化を求める声も上がっています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■信越本線

■快速（下り1本のみ停車）・■普通

亀田駅 - 越後石山駅 - （上沼垂信号場） - 新潟駅

信越本線貨物支線

越後石山駅 - 新潟貨物ターミナル駅（東新潟駅）

脚注

外部リンク

駅の情報（越後石山駅）：JR東日本

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